デュアルブートにしているので環境はあるのですが、しばらく起動していなかったWin7を起動してあげました。
メンテナンスでもするかなと思い、Windows Updateをかけていたところ、更新プログラムの確認から進まなくなってしまいました。
こういう場合、いくつか取れる対策があります。
【2016/05/29追記】
@ITに詳しい対策が載っていましたのでまずはこちらからお試しになるのが良いかと思います。
終わらないWindows 7のWindows Updateの問題を解決する
[@IT]
【ここから元のエントリ】
1.fix it 50123
おなじみのお任せ修理プログラムfix itです。Windows Updateのトラブル用のものがあり、これはWindows Updateのトラブルシューティングからアクセスできます。
2.WindowsUpdateDiagnostic
これも上記のfix itと似たような感じのツールです。環境を診断するためのファイルの収集からレジストリ修復まで結構色々とやってくれるようです。
結果のレポートも出るので、詳しい人に相談する場合の情報提供にも使えます。
Windows Update のトラブルシューティング ツールを開く
[microsoft.com]
3.Windows 7 用のシステム更新準備ツール
こちらも似たようなツールです。ファイルサイズが特に大きいのが特徴です。
Windows 7 用のシステム更新準備ツール (KB947821) [2014 年 10 月]
[microsoft.com]
これは試してみたのですが、冒頭の”このコンピュータ上の更新プログラムを検索しています”から進みませんでした。
お任せ修理系が3つともダメだったのでもう少し具体的な対策を試しました。
4.Windows Updateマネージャを更新
Windows Updateの機能を最新の状態に更新します。
Windows Update エージェントを最新バージョンに更新する方法
[microsoft.com]
5.SoftwareDistributionフォルダをリネーム
Windows Update関連のファイルが保存されているSoftwareDistributionフォルダをリネームします。
このフォルダにはPCに入っている更新プログラムの履歴なども保存されているようで、そこに不整合があるとトラブルの原因になるようです。
リネームすることで再構築し、解決を狙います。
Windows Update/Microsoft Updateのトラブルを解消する(SoftwareDistributionフォルダを修復する方法)
[@IT]
ここまでやってWindows Updateを実行し、ログにエラーが出ずに進むかチェックしてみました。
ログはWindowsフォルダ内に”WindowsUpdate.log”という名前で保存されています。
見てみるとゆっくりながらも進んでいる風だったので、放置してみました。
結果、無事に終わったので助かりましたが、2ヶ月くらいのパッチを当てるのに40分近くかかりました。
恐らく、5の手順で過去のインストール履歴などを消しているので再構築に時間を要したんだと思います。
もし同じようなトラブルでお困りで、このエントリの手順を試される場合には、【対策後のWindows Updateは時間がかかる場合がある】という点にご注意いただければと思います。
時間がかかる→やはり進んでいないのでは→強制終了 のループにはまると解決が遠くなってしまいますので、ちょっと時間がかかるもんだと思って待ってみてはどうかと思います。