今回は83番の 寄居・七福神が祭られているお寺を巡るルート を走ってみました。ルート100の中にいくつかある七福神ラリー系のルートです。
ルートはこのようになっています。
いきなり注意すべきポイントがあるのですが、環状ルートとして走行するとルート距離が30kmほどになります。Webサイト上の距離は11km、ルート図のPDFは18kmとどちらも結構違うので、短いルートだと思っていると大変です。
寄居駅からスタートします。
駅前の商店街を走っていき、八高線の踏切を渡ったところが極楽寺です。
このお寺には毘沙門天像と弁財天像があります。
続いて国道140号を横断して正龍寺です。こちらは寄居七福神のお寺ではないのですが、ルートに組み込まれています。多少場所が分かりにくいですが、ウォーキング用の案内表示を併用するとナビゲーションしやすいです。
国道140号で末野交差点まで走って左折します。
折原橋を渡ります。
そのまま直進すると皆野寄居有料道路に入ってしまうので要注意です。有料道路の入口で左折します。
ちょっと行くと常光寺があります。こちらには大黒天像があります。
次の信号を右折し、突き当たりを左折します。ちょっとした山道的な道路を走ります。
八高線の踏切を渡って左手にあるのが鉢形城歴史館です。鉢形城趾は寄居を代表する観光スポットです。かなり広い範囲が城址公園として整備されています。私は詳しくないですが、城郭好きの方には好評のスポットだそうです。
鉢形城歴史館はコンクリート打ちっぱなしのおしゃれな建物です。館の向かいにトイレがあるので助かります。
ルートはそのまままっすぐ走っていきます。県道294号が途中で左にルートを変えるので、交通はほとんどそちらに流れていってしまいます。
この道は部分的に荒れていますが、全体で見ればなかなかの快走路です。途中に車幅を制限する障害物があるので、小さい車がわずかにしか走っていません。
県道274号と交差するところで右折します。
その先にあるのが長昌寺です。こちらも寄居七福神のお寺ではありませんが、ルートに組み込まれています。
県道274号を戻り、1回荒川沿いに出ます。しばらくして左折し常楽寺を目指すのですが、途中にかなり急勾配の区間があります。普通に考えれば県道81号と交差したところで左折すればすぐに常楽寺なのですが、この区間は意図的にルートに追加されています。コースディレクターの明確な意図を感じる面白い区間です。
常楽寺です。恵比寿神がまつられています。
県道81号に戻り、少し走った後再び右折します。右折直後に東武東上線の線路をくぐります。
荒川沿いに走って行くと、遠目に東武東上線の線路が見える区間があります。遠くの坂を電車が登っていく様子は面白いです。
また、この区間の直後に線路と並走する場所もあります。
その先の坂を下ると埼玉県立・川の博物館があります。夏場は河原のレジャーも含めて混雑しますが、冬場は静かです。
川の博物館を後にしたら鉢形城趾の前を通って再び寄居駅前の商店街に戻ります。今度は美里・児玉方面に走っていきます。
国道140号をくぐって国道254号の美里方面に抜けられる道になっています。これは大発見かと思いましたが、国道254号との接続が一時停止標識になっているので、右折で合流するのはかなり厳しいです。この先の八高線踏切を渡らずに、う回してベイシア横に出て信号で右折するのが良さそうです。
仙元前交差点で右折するとすぐに蓮光寺があります。
黄金の布袋尊と福禄寿の像があります。この像はちょっとしたプレハブくらいの大きさがあるので面白いです。
蓮光寺を後にして、来た道を戻ると寄居駅前に戻ってきます。
まとめ
寄居町のかなり広いエリアを走るボリューム感のあるルートになっています。全体的に道も走りやすくて良コースだと思います。何と言っても途中に無意味な坂が組み込まれているところが非常に面白いと思いました。
八高線や秩父鉄道、東武東上線の線路との交差もあるので、鉄道が好きな方にもオススメできます。