今回は70番の 花祭り満喫ルート を走ってみました。久喜市の旧菖蒲町エリアを走行するルートになっています。
大きな人造池を中心に整備された広い公園です。
園内にはランニングコースや芝生の広場、喫茶店などかなり充実した設備が整っています。
ルート図は公園の駐車場の端にあります。
珍しいルート図の補助図があります。
久喜菖蒲公園の周辺は工業団地なので、道路規格はかなり良い部類です。工業団地なので休日はあまり車も通りません。
それ故か、土日祝日の深夜帯は自動二輪通行禁止になっています。
久喜菖蒲公園から県道396号を走って、次の信号を右折するとその先にも別の工業団地があります。
引き続き道路は走りやすく、桜並木もあります。
こちらの工業団地の中にあるのが清久公園です。こちらも人造池とセットになった公園です。この近辺は元々小川や沼が点在している地形で、開発に当たってこれらの水場を人造池に集約してきた歴史があるそうです。
道をUターンして南下していきます。三箇小学校入口交差点を左折するとみちのオアシス菖蒲があります。
別のルート100のエントリでも紹介していますが、トイレと電話ボックスがある駐車場といったところの施設です。売店などはありません。
施設内はこのような感じです。
目の前の道路です。確かこの道路は国道122号の旧道だったように記憶しています。
シール貼りのような形で消えていますが、羽生・騎西方面が国道122号、春日部方面が県道78号だと思います。圏央道の白岡菖蒲ICも完成して国道122号バイパスと完全に接続したので、こちらの道路の指定は外れてしまったのではないかと思います。
三箇小学校入口交差点まで戻り、再び南下します。星川と交差するところで三崎の森公園という小さい公園があります。
真新しい公園でトイレや東屋なども新しく、オススメです。自転車ラックもあります。
田んぼの中をまっすぐ走っていきます。
天気がイマイチなところが初夏という感じで良いと思います。
県道5号に突き当たるので右折して菖蒲総合支所に向かいます。県道5号手前の見沼代用水沿いの道でも問題ありません。
菖蒲総合支所を回り込むように右折→左折と進路を変えて菖蒲の中心市街地に入っていきます。桶川方面と加須方面を結んでいる県道12号に入ります。
菖蒲宮本交差点付近にあるのが菖蒲神社です。
参道は県道313号方面に延びているので、県道313号は昔からの街道だったのかもしれません。
ここからは県道12号で桶川方面に向かいます。
途中にあるのが菖蒲城址です。城の遺構が残っているわけではないようですが、現在はアヤメの名所として有名です。この日もすごい人出でした。ルート名の花祭りの由来はこのスポットかと思います。
小林交差点で右折、小林小学校前交差点で左折とルートを変え、浄水場の先の用水路沿いを左手に入ります。
ルート100らしいちょっとマイナーな道です。
途中に神明神社があります。神社の境内までは目の粗い砂利道なので、ロードバイクだとちょっと大変です。うっそうとした鎮守の森があり、割と見通しの良い景観が多いこの地域にあって珍しい場所です。
県道12号方面に戻っていきます。合流する寸前に登場するのが天王山塚古墳です。
鍵穴型の前方後円墳だそうです。踏み跡がありましたが、SPD-SLで登ると大変そうだったので入口だけにしておきました。
県道12号で今度は菖蒲方面に戻っていきます。弁天沼交差点のすぐ先にJAの直売所があります。
ここでまんじゅうでも買って調査終了にするかな、と思いましたが大変な混雑だったので買い物はやめておきました。交通の便の良い直売所は混雑しがちなので、早い時間帯に行くのがオススメです。
まとめ
人造池や用水路がルート中によく出てくるので、この地域が元々沼や小川が多かったという経緯をうかがい知ることができるルートになっています。県道12号区間が多少タイトですが、ルート序盤の工業団地地帯はとても走りやすく、ルートパーツとしてもオススメできる道になっています。