今回は49番の 遠山記念館を巡るルート を走ってみました。川島町の名所である遠山記念館が登場するルートです。48番の短縮版のようなルートになっています。
ルート図では国道254号の南園部交差点から始まるのですが、立ち寄りスポットとして越辺川沿いの彼岸花の名所が挙げられているので、そこをスタート地点にすることにしました。
場所がはっきりしないのですが、川沿いに公園のような場所があるのでここのことではないかと思います。
幹線道路には面していない場所ですが、トイレがあります。
ここからは県道74号で国道254号方面に向かいます。荒川サイクリングロードと鳩山町方面をショートカットできる道なのでサイクリスト人気が高い道なのですが、一部に普通車同士がすれ違いできない狭あい区間があるので通行には地味に注意が必要です。
南園部交差点で国道254号に合流します。この交差点角に川島農産物直売所があります。
ルート図の看板はここにあります。
川島町は町独自でもサイクルツーリズムの振興に取り組んでいるようで、観光ガイドにはサイクルラック設置店が表示されています。サイクルラックがあるとサイクリング中でも立ち寄りやすいので、ありがたい情報です。ちなみに左にあるコース紹介はルート100のコース紹介になっています。
国道254号沿いを走って行きます。車道部は車の流れがかなり速く、大型車の通行も多いので歩道通行一択だと思います。以前走った時には夏場は草が生い茂って歩道は走りづらいだろうと思っていたのですが、しっかり草刈りが入っていて通行も快適です。
圏央道の川島ICはランプウェイの外側の道路で大回りし、左折します。
圏央道の側道を荒川方面に走っていきます。遠山記念館は側道からちょっと入ったところにありますが、このように案内看板が色々出ているので見落とすことはないと思います。
こちらが遠山記念館の正門です。遠山記念館は日興証券創業者の遠山氏の邸宅で、建物自体が重要文化財に指定されています。内部は美術館になっており、遠山氏が収集した美術品の展示を見ることができます。テレビドラマや映画のロケにも使われることがあるようで、最初の調査で来たときには大規模なロケ部隊が入っていました。
記念館前には池もあって、今の時期は蓮の花がきれいです。
再び圏央道の側道に戻り、そのまま荒川に向かって走って行くと荒川サイクリングロードに接続できます。
まとめ
川島町を走っていると何かとPRされている遠山記念館が主役のルートですが、ルートを構成している圏央道の側道・国道254号・県道74号は移動手段としても非常に重宝する便利な道路です。特に圏央道の側道はトップクラスに自転車に向いた道路なので、荒川サイクリングのついでに是非走ってみて頂きたい道路になっています。
早朝の取材なので直売所が開いていませんでしたが、直売所での補給も楽しめそうなルートだと思います。