仕様とスペックを聞いてみるとちょっと意外な印象もあります。
Mini-ITXで4Kゲームを実現する「Radeon R9 Nano」 ~Fury Xと同チップ採用でTDP 100W引き下げ
[PC Watch]
意外に思ったのはFury Xに対しての性能の高さです。
小さい分、もう少し下のレンジの性能になるものかと思っていました。
Fury X比で性能が微減にとどまる分、TDPで-100Wという数字のインパクトは強烈です。
半導体も選別品ということで価格は気になりますが、HBM採用VGAの本命という印象です。
こうなってくるとFury Xの立場がちょっと微妙に感じますが、思い返してみればFury X発表時には
「とにかく新技術に興味があって早く試したいユーザ向け」みたいなことがAMD側から言われていたような気がします。
あのコメントは誇張なくその通りで、Fury Xはいわゆる初荷的な性格の強い製品だったのかなという気もします。