愛用のシェーバーのグリップがベタベタしてきてしまいました。これはゴム素材にとっては避けることのできない劣化です。
なんでも、このゴムがベタベタしてくる劣化は加水分解というそうで、ゴムが水分と反応して劣化してしまうそうです。シェーバーは水回りに置いてあるので特に劣化しやすい環境と言えそうです。
この加水分解ですが、ネットで調べてみると「アルカリ性のもので洗うとさらに加水分解が進んでベタベタしなくなる」んだそうです。アルカリ性といえば万能選手の重曹があるので、重曹に水を含ませてペースト状にしたものでこすり洗いしてみました。
結果はこんな感じです。洗っている最中に消しゴムくずのようなものが多少出ましたが、表面が荒れたりした感じはありません。ベタベタは完全に除去できたわけではないのですが、ペタペタくらいになっただけでも満足です。