先日の長野ツーリングで「やはり旧橋の跡らしきものがある」ことがわかった明治橋を、昔の航空写真でチェックしてみることにしました。
国土地理院の空中写真閲覧システムで1975年の写真と2010年の写真を比較してみました。
[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成] ※黄線は旧橋位置
比較してみると国道19号の線形がずいぶん変わっていることに気づきます。当然、現在の方が直線的になっています。明治橋についてはやはり左岸側の橋台位置は変わらず、右岸側の橋台だけが移動しています。上の写真は右岸側の橋台跡と思われます。
写真をよく見ると、橋の構造も違うことに気づきます。旧明治橋は上部にトラス構造があったようです。トラスらしきものが見えますし、水面に影が伸びているのでわかりやすいです。新橋は普通の桁です。
国道19号の幅員自体も大分変わっているのがわかります。想像ですが、恐らくもうちょっと西の大安寺周辺の大町街道のような雰囲気だったのではないかと思います。
ピンポイントの比較ですが、これだけでも結構違いを楽しめました。