Firefoxが今回リリースのバージョンでかなりパワーアップしたとのことなので、試してみました。
Introducing the New Firefox: Firefox Quantum
[The mozilla blog]
今回リリースされたバージョンは57.0なのですが、Firefox Quantum(量子)という通称が与えられ、一新したことを強調しています。
動画で新しい要素を色々紹介してくれていますが、やはりパフォーマンス面が今回の最大の訴求ポイントでしょう。
確かにページを開く際の速度は普段使っているVivaldi比で明らかに高速に感じます。半年前のFirefox比で2倍のパフォーマンスを実現しているそうですが、確かにその規模のパフォーマンス差はあるかもしれません。
一方、メモリ消費量もChrome比で少ないことが紹介されていますが、これは以下の通りでした。
- Vivaldi1.12(x64)を起動して空白ページを表示した状態:約300MB
- Firefox57(x64)を起動して空白ページを表示した状態:約950MB
Vivaldiのメモリ消費量が少ないだけなのかもしれませんが、私の環境で見ると結構メモリは使っているようでした。
とはいうもののマシンのパワーは十分にあるので、パフォーマンスを優先するならFirefoxも悪くないかもしれないと思える更新でした。ここ最近使ってないな、という人もちょっと試してみる価値はあると思います。