地図を見ていて都道指定されており、なおかつ市街地付近にあるにも関わらず狭あいな道路を発見したので走ってきました。
行ってきたのは都道186号の犬目-宮下町区間です。
犬目側から都道186号に入っていきます。路線内で右左折が多いのも特徴です。
ちょっと登ると八王子の街並みがきれいに見える場所があります。
ここまでだとちょっとマイナーな道路で終わりなのですが、問題はここからです。道路が本格的な山道になっていきますが、短いながら20%前後の勾配が付いている区間があります。
登り切った上からの写真です。Q-S1の電子水準器で水平にして撮影しましたが、坂がまるで滑り台のようです。
頂上付近は軽自動車1台分くらいの幅員しかありません。自転車で走る分には問題ないですが、4輪車と遭遇した場合は降りて左に寄れるだけ寄らないと離合できないと思われます。
頂上を過ぎると創価大学グラウンドの入口などもあり、一瞬ですが1.5車線くらいある区間があります。
その後武蔵野ゴルフクラブの敷地の間を再び15%近い勾配で下っていきます。かなり急なのでジャックナイフ状態にならないように注意が必要です。途中にゴルフコース間の横断歩道があり、カートなども通ります。十分減速して通行した方が良いと思います。
降りてきました。最後まで林道のような道路でした。
例によって国土地理院の古い航空写真なども当たってみましたが、それらしい線形は見えるものの山の中なので判読が難しいです。また、都道46号は1950年頃には現在の線形で整備が完了しており、この道を昔の高尾街道とも断定するにも根拠に乏しい感じがします。
道路の歴史についてはほぼ謎のままでしたが、道自体はクラシックレースに出てくる難所のようで面白いです。1回くらい走ってみても面白いのではないかと思います。