Vivaldiには元々プライベートブラウジング機能が付いていましたが、3月下旬のアップデートでプライベートブラウジングタブの検索エンジンが既定でDuckDuckGoになりました。
Private Windows, now more Private
[Vivaldi blog]
プライベートブラウジングを行う際であっても、アカウントサービスを使用する検索エンジンを使うと、結果としてアカウント経由で情報が収集されてしまうというのが今回のVivaldiのアップデートの理由だそうです。
DuckDuckGoという検索エンジンはあまり聞き慣れませんが、一切ユーザの情報を収集しないことをコンセプトとした検索エンジンだそうです。英語圏では使っているユーザもそれなりにいるようです。直近の2018年3月の平均的なトラフィックは2,200万件/日だそうです。
DuckDuckGoを試しに使ってみましたが、検索結果はテキストのみで画像や動画が一緒に表示されることはありません。今時珍しい潔い仕様です。表示されるサイトの順番も独特で、個性があるように思えます。これはDuckDuckGoが複数の検索エンジンを組み合わせて使用しているからだそうです。
以前のEcosiaの採用といい、Vivaldiらしい面白い取り組みだと思います。