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Vivaldiの広告ブロック機能で任意のHTML要素をブロックする

Vivaldi3.0から広告&トラッカーブロッカーが搭載されています。これらのソースはWeb上で配信されている設定ファイルを購読することで設定が可能ですが、ユーザが任意で設定することも可能です。

ユーザ自身で設定ファイルを作成することで、ブロックするコンテンツを追加することができます。

広告ではないものの、このコンテンツが無ければこのサイトは見やすいのに…といったコンテンツをブロックする場合などに便利です。

設定ファイルの作り方

設定ファイルの拡張子はテキスト形式です。書式についてはAdblock Plus&uBlock Originの書式を使用するため、書き方についてはこれらのブロックリストのリファレンスを参照していただくのが良いと思います。

Adblock Plusの資料が分かりやすいと思いました。

Adblock Plus filters explained

[adblockplus.org]

上記リンクの”Element Selection”が使いやすいです。

作成例

HTML要素を使ってコンテンツをブロックする例です。

!adblock plus
!先頭に!をつけるとコメント行になります

!idでブロック
[ドメイン]###[id名]

!classでブロック
[ドメイン]##.[class名]

!特定のURLからホストされているコンテンツをブロック
[ドメイン]##a[href^="[URL]"]

例えば当ブログの”hoge”というidをブロックするのであれば、

hebodj.net###hoge

と記載すれば良いことになります。

HTML要素についてはVivaldiの開発者ツールを使うと調べられます。ショートカットキーCtrl + Shift + Iで起動できます。

設定ファイルの反映方法

できあがった設定ファイルは分かりやすい場所に保存し、Vivaldiの設定で読み込みます。

設定→プライバシー→トラッカー・広告ブロック→個別設定 と選択して、”ソースを管理する”ボタンを押します。

トラッカーブロッカーのソースと広告ブロッカーのソースを選択する画面が開くので、広告ブロッカーの左下にある+ボタンを押します。

そうすると任意のブロックリストをインポートできるので、先ほど作成したテキストファイルを読み込めばOKです。フォルダのアイコンを押すとローカルファイルを追加できます。

ファイルを更新した場合は手動で読み込み直しする必要があるので、この点ご注意下さい。

Vivaldi3.8がリリース

プライバシー周りの機能が強化された3.8がリリースとなりました。

Vivaldi 3.8 デスクトップブラウザ – Cookie ダイアログを廃止し、プライバシーとデザインの水準を引き上げ

[Vivaldi blog]

クッキークランブラー

プライバシー関連の新機能の1つ目がこの”クッキークランブラー”です。昨今、プライバシー保護意識の高まりからサイトでのCookie利用についてはユーザのオプトインを求めるケースが増えてきました。

Vivaldiとしては同意を求められるプロセスがわずらわしいことと、また良く分からないまま”同意”を押してしまうユーザがいるということへの懸念から、Cookie利用への同意ダイアログを除去する機能を実装したとのことです。

デフォルトではオフで、有効化する場合は”設定”→”プライバシー”→”個別設定”内の”ソースを管理する”ボタンを押します。その後、”Remove Cookie Warnings”というソースを有効にすれば機能するようになります。

これは広告ブロッカーのソースと同じく定期的に更新されるサードパーティー製のリストだとのことです。

FloCに対する対応

3月末にGoogle Chromeで試験運用が始まった新しいWeb広告向けの技術で、従来のCookieに代わるユーザのトラッキング技術だということです。Google曰く、ユーザをコホート(集団)として認識し、広告配信側からは集団単位でしか認識がされないのでCookieに比べてプライバシー保護に配慮されているということだそうです。

Vivaldiとしてはブラウザ自身がユーザのプロファイリングを行っている点や、集団に対して統計的な分析を行うことにより現状よりもプライバシーの保護が弱まることを懸念しており、バージョン3.8ではFloCコンポーネントをブラックリストに入れているとのことです。

外観の変更

今回のバージョンで外観が少し変わりました。サイドパネルとパネル左のアイコンの境目が描写されなくなり、全体的にフラットなデザインになりました。あまり影や境目をはっきりとさせずに平坦に描写するのは昨今のトレンドという感じがします。

また、パネルアイコンもデザインがリニューアルされています。

Vivaldi3.7がリリース

メジャーバージョンの3.7がリリースとなりました。

Vivaldi、スピードアップ

[Vivaldi blog日本語版]

今回のバージョンはとにかくパフォーマンスアップにこだわったバージョンとのことで、動作が速くなったのが最大のトピックだそうです。

ソフトウェアのアップデートでパフォーマンスに言及する場合、リリースノートの最後の方で「全体的なパフォーマンスが向上しました」程度に触れられる場合が多い感じがするので、ここまで目立つ形で速度に触れるのは珍しいことに思えます。

タブを開く速度は最大で100%(2倍)、ウィンドウを開く速度も最大26%向上しているということです。

また、最近各種アプリケーションが対応を進めていますが、Apple M1への対応が完了したそうです。最適化の結果、同環境ではv3.6の2倍のパフォーマンスを発揮したとのことです。M1搭載のMac を使っている方はハードウェアへの最適化とVivaldi自体の高速化の両方の恩恵が受けられそうです。

そのほか、Windows版においてはサイレントインストールの準備が進んでいるとのことです。現状Vivaldiはアップデートがあると通知バルーンが出て、それを受けてユーザが手動でアップデートする方式ですが、この方式が変化する可能性がありそうです。

Vivaldi安定版で内蔵メールクライアントを試験運用する

Vivaldiは創業者がOperaの創業者であるテッツナー氏ということもあって、所々に昔のOperaのような部分があります。

Operaと言えばメールクライアントが内蔵されているところが特徴の1つでもありましたが、Vivaldiにもメールクライアントを内蔵する計画があるそうです。このメールクライアントはまだ実用的な完成度ではないとしながらも安定版に組み込まれています。(3.6.2165.40で有効にできることを確認しています)

アドレスバーに vivaldi://experiments と入力して Calender,Mail&Feeds にチェックを入れた後にVivaldiを再起動すると、サイドパネルにメールクライアントのアイコンが追加されます。

メールクライアントについてはGmailのWebクライアントに慣れてしまったので新たに使い始めるかどうかは微妙ですが、RSSリーダは結構使い出があるのではないかと思っています。

最近Googleニュースなどのおまかせでニュースを見られるアプリケーションだと興味の無い情報が流れて来すぎると思っているので、時代に逆行するようですがRSSで本当に必要な情報だけを拾い読みするのは結構有りだと思っています。

Vivaldi3.6がリリース

メジャーバージョンアップの3.6がリリースとなりました。

タブバーに二段目追加!デスクトップ版 3.6 公開🎉

[Vivaldi blog日本語版]

今回は昨今のブラウザの基幹機能とも言えるタブに新機能が実装されました。以前からVivaldiはタブをスタッキング(積み重ね・グループ化)して表示することができましたが、今回の3.6ではタブバーを2段表示にし、上段に親となるタブ、下段に子となるタブを並べて表示できるようになりました。

従来はタブスタックの中にどんなタブがあるかを記憶しておかないといけませんでしたが、今回のバージョンでは子タブのタイトルが全て2段目に表示されるので分かりやすくなっています。

もちろん、Vivaldiらしく従来型のタブスタックもコンパクト型として継続して選択できます。間違ってスタックされると困るという方にはタブスタック無効のオプションもあります。

上記のエントリには”Vivaldiのタブ管理:大量のページを整理整頓するさまざまな方法”と称してVivaldiが可能な様々なタブ操作が列挙されています。この機会に今まで試していなかった操作方法を試してみるのも良いのではないかと思います。

私はCtrl + Tabで開いているタブを次々に移動できる操作と、うっかり閉じてしまったタブをCtrl + Zで復活させる操作が好きです。

Vivaldi3.5がリリース

QRコードでリンクの共有ができるようになったバージョン3.5がリリースになりました。

QRコードでURLシェア!デスクトップ版 3.5 公開

[Vivaldi blog日本語版]

今回のバージョンの目玉はアドレスバーにQRコード生成ボタンが追加できるようになったことです。設定画面で”アドレスバー”→”QRコード生成”を有効にするとアドレスバー右側にQRコード生成ボタンが表示され、それを押すことでQRコードが表示されます。

上の記事にもありますが、PCから携帯電話にリンクをシェアする場合は有効そうです。

この他、新しいタブを開いた時にアクティブにせずにバックグラウンドで開くなど、タブ管理機能も追加されています。

日本語環境固有の変更点として、広告ブロックに使用するリストがデフォルトで非掲載になったという点が挙げられます。上記記事に代替として使用可能なリストが紹介されているので、広告ブロックを使っている場合は再設定しておくと良いと思います。

設定画面で”プライバシー”→”トラッカー・広告ブロック”→”ソースを管理する”ボタンでリストを追加できます。

VIvaldi3.4がリリース

メニューのカスタマイズが可能になった3.4がリリースされました。

Three Cheers to Vivaldi 3.4: a powerful and fun version arrives

[Vivaldi blog]

主な変更点

今回のバージョンで各種ボタンを右クリックした際のコンテキストメニューの内容をカスタマイズできるようになりました。タブやパネルボタンのコンテキストメニューはもちろん、左上のVivaldiボタンについてもカスタマイズが可能です。

また、ページを一定間隔でリロードできる機能が追加されました。よくスポーツの試合を中継するページで自動更新する機能を備えているものがありますが、それをブラウザ側で実装したような形です。

謎のゲームVivaldia

ブラウザそのものと関係ないですが、今回のバージョンにゲームが内蔵されました。Vivaldiaというタイトルで、乗り物に乗った主人公が横に強制スクロールしていくステージを進んでいくアクションゲームです。

道中、落とし穴や敵キャラクターが出てくるのでこれらにうまく対処しながら進んでいきます。ちょっと遊んでみましたが結構難易度が高いように感じました。

単なるお遊びではなく、テクノロジーの巨人に小さい企業であるVivaldiが立ち向かう様を表現したメッセージ性のあるゲームだということです。

ゲームにはアドレスバーにvivaldi://gameと入力するか、スピードダイヤル右下のボタンからアクセスできます。

Vivaldi3.3がリリース

新たにブレイクモードを搭載した3.3がリリースされました。

ブレイクモード搭載!Vivaldiブラウザ3.3公開🎉

[Vivaldi blog 日本語版]

ブレイクモードについて

今でこそWindowsにも”夜間モード”が搭載されていますが、Vivaldiは元々時間帯によりテーマカラーを変更する機能をいち早く導入したり、PhilipsのHueと連動して照明とテーマカラーを連動させるなど、オン時間とオフ時間の切り替えに関する機能を多く搭載してきました。

今回のアップデートではブラウザそのものを一時停止するという大胆な機能が搭載されています。画面左下のポーズボタン風のアイコンを押すと、ブラウザの表示自体が無地になり、動画が再生中だった場合は再生も止まります。

ブラウザを利用した作業を一時中断する場合や、一旦離席する際に便利な機能となっています。画面が無地になるので簡易スクリーンロック的な使い方もできるかもしれません。もちろんショートカットキーの割り当てが可能なので、キーボードで切り替えできるようにしておくと操作が楽です。

URLの強調表示

3.3のアップデートでとても好感触だったのは、URLの強調表示がされるようになったことです。3.3から上部のアドレスバーに表示されるURLは、ベースドメイン部分が黒で、それ以外の部分が少し薄めの灰色で表示されるようになっています。

このため、現在自分がアクセスしているサイトのドメインが何なのかが一目で分かりやすくなっています。そうそうないですが、正規サイトに似せたURLを持つフィッシングサイトの被害防止などにも一役買いそうな機能です。

Vivaldi3.2がリリース

バージョンが0.1進んで3.2がリリースとなりました。

【ブラウザ・メジャーアップデート】デスクトップ版 3.2

[Vivaldi日本語公式ブログ]

今バージョンの目玉は動画ポップアウト機能にミュートボタンが追加されたことです。確かに動画を見ている時に即座に動画を停止またはミュートしたくなる場面は結構ありそうですが、そういった需要に応えた強化になっています。

ポップアウト動画のミュートは今回のボタンの他にも右クリックから、またはクイックコマンドからも行うことができます。同じ操作に対して複数の方法を用意しているところはVivaldiらしいと思います。

その他、前バージョンで機能強化されたメモ機能のバグフィックスなど、メンテナンスリリースとしても内容多数のアップデートとなっています。

Vivaldi3.1がリリース

メモ機能(英語版ではNotes)が強化されたバージョン3.1がリリースされました。

Vivaldi introduces a full-page Notes Manager and configurable menus to its browser for computers

[Vivaldi blog]

以前からVivaldiにはメモ機能があり、別途メモアプリやテキストエディタを用意しなくてもブラウザだけで”ブラウジングしながらメモを取る”ことができるのが便利でした。

今回のバージョンでは新たに管理用のノートマネージャが実装されています。ノートマネージャにはスピードダイヤルの画面からアクセスできます。

ノートマネージャではエディット中の見た目が出来上がりと同じになるWYSIWYGエディタが使えるほか、記法についてもHTML記法を利用することができます。

また、文書内の文字列検索や文字数カウントを行う機能も実装されています。従来ちょっとしたメモ用といった立ち位置だったメモ機能ですが、今回のアップデートで簡易なテキストエディタ的な性格を持ち始めたように思います。

このメモ機能はVivaldiアカウントでログインした状態で使用することで、モバイル版とデスクトップ版の間で同期を取ることもできます。

私はモバイル版利用時にちょっとメモしておきたいことがあったらとりあえずページのURLと共にメモを記録しておいて、デスクトップ版でじっくり見るという流れで便利に利用しています。