カテゴリー別アーカイブ: Vivaldi

Vivaldi2.0がリリース

一気にバージョンが上がって2.0がリリースとなりました。

Vivaldi 2.0 – Your browser matters

[Vivaldi blog]

新しいテーマ ”Vivaldi” を搭載し見た目も一新しての登場です。

Vivaldi Syncについて

最大の新機能はVivaldi Syncという名前でリリースとなったブックマークの同期機能です。同期できるのはブックマークやスピードダイヤルはもちろん、閲覧履歴やパスワードのほか、ノート機能の内容まで同期可能です。

同期用のサーバはVivaldiの自前のもので、Vivaldi Syncのコードもスクラッチビルドによるものだそうです。これはVivaldiの”ユーザの情報資産を第三者に預託しない”という方針に基づくものだそうです。

Vivaldi Syncについてはここからさらに機能のアップグレードも予定があるそうです。

自由なタブタイリング

ベータ版で実装されていた自由なタブタイリングが正式にリリースされました。従来のタブタイリングは等分で2分割・等分で4分割と大きさが固定されていましたが、タブの境目を自由に操作できるようになったので、自分の好みのスタイルで閲覧ができます。

パネルのオーバーレイ表示

ブックマークなどで使用するパネルをお好みでオーバーレイ表示できるようになりました。オプションから パネル→パネルのオーバーレイ表示 をチェックするとパネルを必要な時だけ表示することができます。

しかも、オプションでさらにパネル以外の場所をクリックした際に自動的に閉じる設定にすることもできます。画面の横を広く使いたい方にはうってつけの機能です。

 

というわけでバージョンが1つ上がる大型のアップデートになりました。やはり目玉はVivaldi Syncだと思いますが、リリース後に早速さらなる進化が予告されているので、こちらも楽しみに待ちたいと思います。

Vivaldi1.16で追加予定の新要素

4月の下旬に1.15が出て以来、Vivaldiにしては珍しくマイナーバージョンアップが続いています。気になったので1.16のスナップショット版の記事で1.16の新要素を先取り確認してみました。

Floating panels – Vivaldi Browser snapshot 1.16.1226.3

Resizable Tab Tiling – Vivaldi Browser snapshot 1.16.1230.3

[Vivaldi Snapshot blog]

大きな新要素としては2つあり、1つがパネルのフローティング化です。現状左右端に配置できるパネルを、Webの表示に対してオーバーレイして表示できるようになるそうです。

このフローティングパネルは自動で閉じるように設定できるので、普段は全画面でWebを表示し、マウスカーソルが画面左端に近づいたときのみパネルが表示される、という挙動もできるようになるそうです。

もう1つはリサイズ可能なタブのタイリングです。現状でもタブスタックを2分割や4分割で表示できますが、分割されたタブの境界線を自由に移動できるようになるそうです。タブを見比べながら作業をする際に、片方だけ広めにしたいという場合などに便利そうです。

Vivaldi1.15がリリース

25日付で1.15がリリースされています。

Vivaldi 1.15 : Just Better.

[Vivaldi blog]

Vivaldiが以前からこだわっている要素として外観設定があります。テーマと呼ばれる配色設定が可能で、それらを時間帯別に切り替えられる点は非常にユニークです。

今回の1.15ではタイトルバー部分に画像を設定できるようになりました。この画像はパターンになっているものを設定したり、写真を設定したりと遊べます。

もう一つの大きな変更点はブックマークです。1.15でメニュー内にブックマークの項目が追加されました。

これにより、ブックマークに対するアクセスは

  • パネルからアクセス
  • スピードダイヤルからアクセス
  • ブックマークバーからアクセス
  • メニューからアクセス

と4通りから選べるようになりました。同じ機能に対してこれだけの入り口を用意するのは珍しいように思いますが、このあたりが各ユーザの好みに合わせてカスタマイズできることを良しとするVivaldiらしさだと思います。

VivaldiのプライベートブラウジングにDuckDuckGoが採用

Vivaldiには元々プライベートブラウジング機能が付いていましたが、3月下旬のアップデートでプライベートブラウジングタブの検索エンジンが既定でDuckDuckGoになりました。

Private Windows, now more Private

[Vivaldi blog]

プライベートブラウジングを行う際であっても、アカウントサービスを使用する検索エンジンを使うと、結果としてアカウント経由で情報が収集されてしまうというのが今回のVivaldiのアップデートの理由だそうです。

DuckDuckGoという検索エンジンはあまり聞き慣れませんが、一切ユーザの情報を収集しないことをコンセプトとした検索エンジンだそうです。英語圏では使っているユーザもそれなりにいるようです。直近の2018年3月の平均的なトラフィックは2,200万件/日だそうです。

DuckDuckGoを試しに使ってみましたが、検索結果はテキストのみで画像や動画が一緒に表示されることはありません。今時珍しい潔い仕様です。表示されるサイトの順番も独特で、個性があるように思えます。これはDuckDuckGoが複数の検索エンジンを組み合わせて使用しているからだそうです。

以前のEcosiaの採用といい、Vivaldiらしい面白い取り組みだと思います。

Vivaldi1.14がリリース

ブラウザ史上初だという縦書きリーダーモードを搭載した1.14がリリースされました。

Vivaldi 1.14 – Three years of continuous innovation

[Vivaldi blog]

縦書きリーダーモード

新機能のトップで紹介されているのがこの縦書きリーダーモードです。縦書きは東アジア言語の標準表記法の一つである、という基本的なところから紹介をしてくれています。昨今のディスプレイは横長なので、画面の有効活用にもなるそうです。設定画面を開いてリーダーモードの文字配列を縦書きにすると、縦書きリーダーモードになります。

メモ機能

Vivaldiの初期リリースから存在するパネル機能にメモ機能があります。1.14ではこのメモ機能がマークダウンに対応しました。

マークダウンとはテキスト文書で簡単に記述でき、HTMLに変換が可能な計量言語です。HTMLもテキストエディタで作成できますが、マークダウンの記法は非常に簡単です。

Vivaldiのメモ機能はこの記法に対応するようになったので、メモにちょっと記述を加えるだけで太字や文字色変更、リスト表記などが可能になっています。

この他にウェブパネルと検索エンジンが順序変更に対応しています。気に入っているもの、よく使うものを上位に設定できます。

新機能リクエストフォーラム

また、Vivaldiから機能リクエストフォーラムが開設されたことが発表されました。一言コメントでも問題ないようなので、皆さん既に気軽に投稿を始めているようです。返信はもちろん同意ボタンのようなものもあるので、英語での投稿はハードルが高いと感じる場合でも、他人の投稿に乗っかることができます。

またこれでユーザ本位の新機能が追加されることを期待しています。

Linux ARM用のVivaldiがリリース

突然の登場ですが公式扱いのリリースだそうです。

“Raspberry Pi”などで利用可能、ARM用Linux向け「Vivaldi」がリリース

[窓の杜]

Vivaldi for Linux ARM, including the Raspberry Pi

[Vivaldi blog]

公式のブログエントリを読むと元々これは自分たちで使う検証用のビルドで、モバイル向けのVivaldiを開発するためにARM搭載製品を既に入手しており、その上で動かしていたもののようです。

ところが最近シングルボードコンピュータやそれに類する面白いデバイスが多数リリースされており、このLinux ARM用のVivaldiをコミュニティで使ってもらえたらより面白い発見ができるのではないかと考えたそうです。

こういった経緯もあって公式のリリースながら完全なサポートはされないそうですが、Vivaldiはいろいろな機能がついた器用なブラウザなので、シングルボードコンピュータとの組み合わせは面白そうです。

Vivaldi1.13がリリース

タブの管理がパネルでもできるようになった1.13がリリースされました。

Vivaldi 1.13 adds Window Panel, improves Downloads and brings under-the-hood enhancements

[Vivaldi blog]

分かりやすく新要素を紹介する動画もあります。

ユーザによっては大量のタブを常時開いているという場合もあると思うのですが、そうなるとタブバーで管理しきれなくなってしまいます。

Vivaidiはタブをスタックできる機能などで対応してきましたが、今回の1.13でタブをパネル内に用意された”ウィンドウ”パネルで管理できるようになりました。見た目はブックマークと同じで、かなりの数のタブを開いていても個々に管理しやすくなっています。

スタックしたタブはツリー表示になり、視覚的にも認識しやすくなっています。Vivaldiはタブバーの表示/非表示ですら設定が可能なので、このパネルを常用してタブバーを非表示にするというのも選択肢としてあり得ます。

このほかに、ダウンロードパネルの機能が拡充され、

  • ダウンロード中にVivaldiを終了しようとすると警告する
  • ダウンロード速度の表示
  • ダウンロードの中断・再開

に対応しています。

また、視覚的に認識できる改良ではないですが、ウィンドウ管理のコードが改良されており、パフォーマンス面でもパワーアップが図られているようです。

Vivaldi1.12がリリース

写真の情報を簡単に確認できるVivaldi1.12がリリースされました。

Vivaldi 1.12 – Giving you the browser you want

[Vivaldi blog]

目玉はブラウザに組み込まれた画像プロパティの閲覧機能です。ネットの画像をVivaldiで表示した際に、右上に出る ”i” のアイコンを押すとブラウザ上で画像のプロパティを確認できます。

デジカメで撮影した写真ならカメラの機種や撮影時のパラメータなどの情報が埋め込まれていることもあるので、写真撮影の参考になる情報が得られるかもしれません。

その他、ダウンロード時に提供される情報がより詳細になったほか、Webサイトの色に応じて変化するアクセントカラーを鮮やかにしすぎないオプションなどが追加されています。

Vivaldiの64bit版

Vivaldiはダウンロードページの”無料ダウンロード”ボタンからダウンロードすると32bit版がダウンロードされますが、Windows用の64bit版も用意されています。

Vivaldiサイトのトップページにはリンクがありませんが、ダウンロードページに行くと他OS用と一緒に置いてあります。

最近気づいたので64bit版を試してみていたのですが、どうも32bit版よりパフォーマンスが良さそうなので、Googleが提供しているブラウザ用ベンチマークである”Octane2.0″で数値を取ってみました。

Vivaldi 1.11(32bit): 29,175

Vivaldi 1.11(64bit): 32,375

【参考】Edge 40(64bit): 32,378

【参考】Google Chrome 60(64bit): 32,130

【参考】Firefox 55 (64bit): 29,127

明らかに体感で速いな、という印象だったのですが、ベンチマークの数字でも差が出ました。かつてはVivaldiの64bit版はベータ版のような取り扱いだった記憶があるのですが、今は製品版として提供されているようですし、特にこだわりがなければ64bit版の方が快適に使えるのではないかと思います。

Vivaldi1.11が登場

ロゴが一新された1.11が登場です。

Vivaldi 1.11 – Focus on accessibility

[Vivaldi blog]

今回は色々追加要素があります。

リーダーモードの強化

Webサイトの情報を本文のテキストのみ表示するリーダーモードが強化されています。フォントのスタイルから行間、カラム幅まで細かく設定できます。また、Vivaldi本体のテーマの配色を継承する設定も追加されています。

「面白いサイトなんだけど表示が見づらい…」「広告やその他UIがうっとうしいので読むのに集中できない…」なんていう時に便利です。

gifアニメの設定

ページに含まれるgifアニメについて 常にアニメ表示/1回だけアニメ表示/アニメ表示しない を選択できます。お好みに応じて選べるようになっています。

スピードダイヤルのサムネイルを改良

最近Vivaldiではスピードダイヤルのアイコン代わりに任意の画像を追加できるようになりましたが、それに伴って「間違って×ボタンでスピードダイヤルを削除してしまった」という報告が寄せられるようになっていたようです。

そのため、設定から ”スピードダイヤルのアイコン上に削除ボタンを表示しない” というオプションが選べるようになりました。これで誤爆に悩んでいた方も一安心ではないでしょうか。

新しい”V”アイコン

Vivaldiの”変わった面”を表現するために、アイコンが現代的な丸みを帯びたものに一新されました。ハート型を模したVマークは引き続きアイコン中央に配置されています。

 

ちょっと変わった機能ですが、リーダーモードはよく使う機能です。デフォルトでの切り替えがアドレスバー右端の小さいアイコンで押しにくいので、私は空いていたF10キーにショートカットキーを設定しています。こうすると「これはリーダーモードで読んだ方がいいな」という時にサクッと切り替えができて気持ちが良いです。