2018年春の長野ツーリング(1)

昨年春のツーリングでは悪天候のために果たせなかった”冠雪した北アルプスを見る”という目的を達成するために、改めて長野ツーリングに出かけました。

北アルプスを見るなら小川村の天文台がいいと思ったので、セットで鬼無里の訪問も盛り込んだコース設定にしました。

おなじみの長野駅善光寺口からスタートです。

まずははろはろベーカリーへ

はろはろベーカリーは三才にある小さなベーグル屋さんです。この店は毎週土曜の午前中3時間のみ営業という幻のお店です。今回は事前にお店のブログで不定休などが無いことを確認の上、訪問しました。

長野大通りを北上し県道37号に入ります。善光寺下あたりからは早くも登り坂で、日頃走っている埼玉県の平坦さを実感しました。

県道37号を途中で右折し、市街地の縁に沿うように目的地に向かいます。お店はぱっと見は民家なので、スマートフォンのナビゲーションを使いながら探します。

お店は民家の庭先が入口になっており、店舗スペースは縁側です。まだ開店直後で多数の種類が並んでおり、チーズ&クランベリーとねぎ味噌を買いました。

鬼無里へ

昨年行けなかった鬼無里にも立ち寄ります。一旦善光寺まで戻り、善光寺の前を走る国道406号を西進します。

頼朝山トンネル

山は芽吹きの色といったところ。

国道406号は意外に交通量が多く、後方から車がどんどん追い越していきます。県外ナンバーやレンタカーも多く見かけたので白馬に行く人たちが多いのかもしれないです。

裾花大橋

長野の市街地から約8.5km地点に泉谷商店という店があります。自動販売機があるので便利なポイントです。店の向かいにあるバス停留所には公衆トイレが併設されています。コンビニなどがないこの区間では重要なポイントとなっています。ここで缶コーヒーを買い、先ほど買ったベーグルのうちチーズ&クランベリーを食べました。

泉谷商店

ベーグル。そのままでもおいしいですが、焼いて食べたら本当においしいだろうと思います。

バス停兼公衆トイレ。長野市内にはよくある形態です。

 

一息ついたところで再び鬼無里に向けて走って行きます。途中の祖山地区では国道406号のバイパス路線の建設が進んでいます。そのうちの一部である志垣トンネルが完成したとの報を聞いていたので、実際に通行してみました。

こちらが真新しい志垣トンネルです。銘板のフォントが手書き風でユニークです。

志垣トンネルの先のバイパスはまだ建設中です。

トンネルは新しくて走りやすかったのですが、トンネル出口から国道406号に戻る際に15%位の坂を登ることになり、少々後悔しました。

瀬戸トンネル、銚子口トンネルという2つの長いトンネルを抜けるといよいよ鬼無里です。銚子口というのは鬼無里の谷をヤカンに見立てた表現で、秋になると朝のうち鬼無里の谷に雲が溜まり、夜が明けるに従い銚子口から長野方面へ雲が流れ出る様子が見られるのだそうです。

銚子口トンネル。全方位がトンネルか峠かで外界と物理的に隔てられているのも鬼無里の魅力です。

鬼無里

とうとう鬼無里に到着しました。

遠くに北アルプスを望む鬼無里の風景

まずは鬼無里神社にお参りをします。何となく街道の面影が残る町地区を走って行きます。

木製の鳥居の色が渋い鬼無里神社

続いて松厳寺です。貴女紅葉と従者の墓所と伝わるお墓があります。初めて来た時以来何となくご利益があるような気がしています。

 

国道406号を再び白馬方面に進み、根上という地区にある貴女紅葉供養塔を訪問します。

鬼無里名物の水芭蕉園に向かう途中にありますが、まだまだ静かです。

前の道路もほぼ交通量はゼロでした。

ここは鬼無里の中でも気に入っている場所です。先ほど買ったベーグルのうち、ねぎ味噌味を食べました。味噌がかなり甘めに味付けされておりおいしいです。

供養塔付近には鬼無里フットパスというウォーキングガイドのような地図ができていました。

両京地区から奥裾花の入口まで歩くコースになっています。長野市街から車でやってきて歩けば結構楽しめそうなコースです。

国道406号を戻り、役場の前で右折します。ここから本日最大の難所である大洞峠を越え、小川村に向かいます。

右折すると県道36号で小川村に向かいます。

一瞬ではありましたが春の鬼無里とはこれでお別れです。また来ます。

大洞峠は役場前から登りが始まり、平均すると勾配は8%、距離は4kmあります。以前下りで通ったことがあったので何となく雰囲気は頭に残っていました。

前半2.5kmほどは平均7%くらいで登っていきます。左カーブの内側がきついですが、それを除けば一定ペースで登っていける感覚でした。勾配よりも日当たりが良いことによる身体の加熱が激しく、熱中症の不安が強かったです。今年はまだ暑い環境下で走っていないので、身体が慣れていない感じがしました。意図的にペースを抑えつつ登っていくことにしました。

最後の1.5kmは平均9%もあります。均して9%なのでかなり厳しいものがあります。幸い最後の方は林間の道で涼しかったので、何とか熱中症にもならず登り切れました。

この峠道は通称小川アルプスラインと呼ばれています。

登り切ると小川村側には星と緑のロマン館という天文台付きの宿泊施設があります。峠を登った後にここでコーラなどを飲むのが定番となっています。

ここは北アルプスの眺望が売りで、店舗の前からでも北アルプスの山々を望むことができます。

これが見たかったんです。木崎湖ファンとしては鹿島槍ヶ岳がいつも気になります。

七二会へ

小川村を後にし、ここから県道401号で七二会へ向かいます。七二会はおやきがおいしい店があり、過去何度か訪問している地域です。

県道401号は安茂里と小川村を結んでいる道路で、西山地域の山村を縫って走る興味深い道路です。Googleストリートビューで見る限りはかなり道路規格が悪く、また土砂崩れによる通行止めも非常に多いです。今まで一度も小川~七二会を走れたことがなかったのですが、今年は通行止め情報もなく行けそうな感触を持っていました。

県道401号の終点です。

走り出すとさすがに期待を裏切らないワインディングと悪路面です。道路は基本的に面的にヒビが入っているのがデフォルトで、ひどいとハンバーグ状に穴が開いています。

西山らしい景観です。明治時代に作られた石を積んだ手作りの砂防施設である薬師沢石張水路工があり、これは貴重なものだそうです。

ここには地滑り観測所?のような施設があります。このバンガロー風の建物の裏に貴重な公衆トイレがあるので要チェックです。

沿道風景は西山らしいコンパクトな山村が定期的に出現する感じです。山村と山道が交互に出現するところがメリハリがあって面白く感じました。

地形によっては左コーナーの一番きつい部分が展望台状態になっており、西山を見通すような風景を見られるところがいくつも存在しました。

路面状況のいい場所も時々ありました。

道路は意外にもかなりのネットワークになっており、林道や農道などが集落内部にも入り込んでいます。反面、県道が低規格過ぎて分岐でどちらが本線か分からない箇所が何回もありました。幸い、案内看板は非常に充実しているので迷うことはないと思います。

遠目にこの分岐が見えた時、左が本線ではありませんように…と祈りました。

県道401号は小川村から走ると大まかには下り基調になるため身体にかかる負担は少ないです。足を止めても進む場面も多いのですが、時折10%以上の勾配のついた登り返しもあります。

こぎれいにリニューアルされた”音楽堂”という建物です。昔の小学校の建物を利用したものらしいです。

このような小カーブの道路が無限に出てくるのが県道401号です。

七二会手前で春日山神社に立ち寄ることにしました。神社付近までは自転車で登っていったのですが、参道は20%以上の勾配が付いていたためさすがに自転車を降りました。ただ勾配がきつすぎて徒歩でも登るのがしんどい参道でした。

山中にこんな立派なお社があります。

七二会手前で戸谷城址という城跡に立ち寄ります。かなり標高の高いところにあるので訪ねるのが大変ですが、長野市街に至るまでの眺望が素晴らしい場所です。

眼下に七二会の支所や学校が見えます。やはりこのエリアでは一際大きな町並みです。

支所などがある七二会の中心部にやってきました。ここからは急勾配を下って行くだけなのでだいぶ気が楽です。

途中守田神社に寄ってお参りをしました。

おやきがおいしいおやきセンターに到着しました。時間が午後だったので野沢菜おやきしかない、とのことでしたが1個購入しました。

こちらが七二会のおやきセンターのおやきです。笹で巻いて蒸されているのが特徴です。具材はしっかり油で炒められており、ボリューム感があります。

七二会を後にして篠ノ井を経由し、よく利用しているルートインコート千曲更埴に1泊となりました。

 

 

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