今回は75番の 熊谷南部荒川ふれあいルート を走ってみました。熊谷市は市町村合併で1市3町が合併して現在の形になっています。今回走るのは南の旧江南町エリアが中心になります。
秩父鉄道の永田駅前からスタートです。
永田駅前には驚くほど鋭角な建物があります。
県北部の南北交通の要と言っても良い県道69号を嵐山方面に走って行くと、農林公園という直売所兼公園のような施設があります。
入口の様子です。食事処も充実しているようです。
道路を挟んで反対側も大規模な公園になっており、変わり種自転車に乗れる広場などがあるようです。
農林公園を後にしたら左折して県道130号に入ります。ご覧の通りの快走路です。
板井東交差点を右、江南南小学校西交差点を左に曲がります。県道指定などはされていませんが、再びの快走路が東方向に延びています。
長々と快走路区間を走って行くと立正大学の熊谷キャンパス付近にあるのが文珠寺です。
絵馬がたくさんかかっていますが、文殊様のお寺らしい光景です。境内にまれに見るほどきれいなトイレが整備されているので、参拝と同時に小休止を入れられます。
ここからは県道173号で森林公園方面へ向かいます。県道173号はかつての有料道路で、その名残なのか現在も本線は自転車通行禁止となっています。
幸い歩道は広いので、歩道走行で森林公園に向かいます。
森林公園に着きました。園内の自転車コースもよく知られている公園です。
森林公園の反対側にあるのが滑川町エコミュージアムセンターです。いわゆる町立の博物館ですが、町内の歴史や自然をそのまま展示物に見立てた独特のコンセプトを持つ施設だそうです。
県道173号を福田交差点まで戻って、県道307号で旧大里町方面へ走って行きます。ここは荒川サイクリングロードの最上流部に相当する区間で、歩道に自転車通行部分が整備されています。
少々手狭ではありますが、こんな感じで歩道走行もOKです。
国道407号と交差した先が根岸家長屋門です。
以前来たときはイベントで近寄れなかったのですが、ようやく近くで見られました。堂々たる門構えです。
ここからは県道257号に入り、熊谷の中心市街地方面へ走って行きます。
途中で見られる大里の原風景です。旧大里町は合併で名前がなくなってしまいましたが、熊谷の名前の元になった熊谷次郎直実の登場以前は、この地域一帯は大里と呼ばれていたようです。
そのまま県道257号を走っていくと道路がそのまま農道に合流し、村岡三叉路へ走って行けます。農道区間は直線的な線形で車が高速なので、少々注意が必要です。
村岡三叉路です。変則的な交差点な上に本線は自転車通行禁止なので、歩道橋で反対側に出ます。
そのまま荒川沿いを走って熊谷大橋の手前で左折すると平山家住宅があります。
かなり長いダートの奥にあったので訪問はしませんでした。
平山家住宅付近にJAふれあいセンター江南店があります。かなり大きなJAの直売所です。
タイミングが悪くてトイレをお借りしただけでしたが、まんじゅうなど補給に使える物も売られていました。奥の茶色い建物はうどん店です。
再び荒川沿いを走って行きます。写真は熊谷大橋付近です。車道もあるのですが、自転車が通行可能な管理用道路もあるので、堤防側を走るのが良いかと思います。
熊谷から寄居までをほぼ一直線に結ぶ県道81号に出ます。そこそこ車は通りますが、全体的に規格が良く気に入っている道です。
再び永田駅方面に戻ります。途中に畠山重忠公の墓所と記念公園があります。記念公園には自販機とトイレがあり、県道69号沿いの立地も相まって非常に便利です。
重忠橋で荒川を渡ります。橋の左の巨大な建造物は六堰頭首工です。
重忠橋からの眺めです。この眺めは四季折々の変化が感じられて気に入っています。
重忠橋を渡るとすぐに永田駅でゴールとなります。
まとめ
県北らしい広めの道路で構成されたボリュームのあるルートですが、立ち寄りポイントと走る区間のバランスが良く、意外にもサラッと走れてしまいました。私はどちらかと言えば走る方に軸足を置いてルート100の探索をしていますが、このくらいのバランスがちょうど良いように思います。
全体を通してみても、特に江南町区間の快走路は特筆ものの走りやすさです。普段のツーリングにも取り入れたくなる要素の多いルートになっていると思います。