県道27号(東松山鴻巣線)の謎

荒川の川幅日本一地点付近を通っている県道27号という道路があります。東松山鴻巣線とも呼ばれており、国道407号と国道17号をつなぐ非常に重要な道路です。

荒川を渡る区間の右岸側に前から気になる場所があったので写真を撮ってきました。

こちらです。

左側の橋は2車線+歩道という構成なのですが、右側は2車線あった道路が突然無くなっています。手前の道の駅よしみ付近から片側2車線の道路なのですが、ここで片側1車線に戻ってしまいます。歩道もここで切れてしまうので、吉見から鴻巣方面へ右側の歩道を走っているとここで身動きがとれなくなってしまいます。

本当はこんな感じになる予定なのではないかと思います。御成橋も含めて片側2車線になったらかなり快適になりそうです。

先ほどの橋が延びてくる先の橋台もできあがっています。橋台の中をサイクリングロードが通る設計になっています。

せっかく興味がわいたので埼玉県のWebサイトで東松山鴻巣線のことを調べてみました。

吉見町と鴻巣市の都市計画決定情報が県のWebサイトで閲覧できます。

東松山都市計画道路の変更

鴻巣都市計画道路の変更

[埼玉県ホームページ]

確認してみると、3枚目の写真の橋台までは東松山都市計画道路として4車線で都市計画決定がされているようです。一方、鴻巣側の都市計画情報を見ると御成橋から吉見側までは都市計画道路にはなっているようですが、図上で見る限り4車線ではなさそうな感じです。

窓口で問い合わせなければ確実なことは分かりませんが、まだあまり具体的な拡幅の話まで進んでいないような印象を受けます。堤防から先は横堤の天端を道路が通っているので、拡幅する場合は横堤ごと工事が必要になります。こういった事情も関係しているように思います。

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