埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#3

今回は3番の 埼玉農業の歴史を学ぶルート を走ってみました。川口市から行田市に至る、荒川と利根川を連絡する長いルートになっています。

荒川と新芝川が合流する芝川水門がスタート地点になります。ここからしばらくは芝川サイクリングロードを走っていきます。

途中にあるのが芝川マリーナです。荒川河口付近は普通に船の通行もある区間ですが、川沿いにマリーナがあるという風景はなかなかに新鮮なものです。

芝川サイクリングロードの路面状況はこんな感じです。左右に柵があるので安全なのですが、視覚的な圧迫感が結構あります。歩行者含めて通行量は多いので警戒しながら走った方が良いです。

武蔵野線の東浦和駅付近で芝川サイクリングロードから見沼代用水沿いの緑のヘルシーロードへとスイッチします。そのまま走っていると芝川沿いの道がダートになるので迷いがちですが、

  1. 左岸側を走る
  2. ダートになるところで右折

すれば間違いありません。写真のように案内看板も要所に出ます。

見沼の田園地帯を横目に見ながら走行していきます。この辺りから大分交通量は少なくなってきます。写真は途中にあるさぎ山記念公園の様子です。トイレがあるので助かります。

見沼区付近は走る分にはそれほど困らないのですが、幹線道路と平面交差している区間が多いのが難点です。幹線道路の交通量がかなりあるので車の途切れたところを横断するのが難しい場合があります。多少遠回りしても最寄りの信号までう回してしまうのもありだと思います。

蓮田市と伊奈町の境界付近にある東北新幹線の高架をくぐるところです。広大な風景も相まってこのルートの中でも印象に残る場所です。

菖蒲の県道12号と交差した直後の地点です。左に見えているのがあやめ公園です。ここからは交通量もかなり少なくなるので、ガッツリ走りたい方にもオススメの区間となります。

鴻巣市の旧川里町エリアにある山王橋公園です。緑のヘルシーロードを走る方々に人気の休憩スポットです。

用水路沿いからはちょっと離れますが、花久の里も近隣にあります。うどん屋が併設されているので補給も可能です。エントランスには四季折々の花が植えられています。

もう少し走るといよいよ行田に入り、古代蓮の里の横を通ります。こちらも用水路からは数百m離れていますが、後ろに見える展望台が目立つので位置関係が把握しやすいです。

秩父鉄道の線路をう回して横断すると見沼公園があります。ここまで来ればゴールまではもう一息です。

荒川から見沼代用水に水を引き込んでいる須加樋管です。農繁期は常に大量の水を吸い込み続けています。

すぐ近くに行田サイクリングセンターがあり、ここがゴールになります。緑のヘルシーロードや利根川自転車道を走る人向けの休憩施設で、トイレ・自販機・屋根付き休憩スペースと豪華な休憩スポットになっています。

まとめ

荒川から利根川までを一気に走る大ボリュームのルートです。距離にして60kmほどなのですが、スタート地点の都市の景観から見沼の近郊農地の風景、そして加須や行田の田園風景へと景観の移り変わりがダイナミックで、距離以上に長距離走った気分になるルートです。

やはり見沼以南は多少の走りづらさがありますが、それに目をつぶってでも全線走破する魅力を持つルートだと思います。

 

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