埼玉県自転車見どころスポットを巡るルート100#18

今回は18番の 新河岸川の自然歴史を訪ねるルート を走ってみました。かつて舟運で栄えたという新河岸川沿いを走るルートです。

まず前提として新河岸川の舟運について触れておかなければいけないのですが、かつて川越から江戸間での輸送手段として、今回出てくる新河岸川を利用した舟運が非常にメジャーな手段だったそうです。川沿いにはいくつもの河岸が整備され、河岸を中心に都市が発展していたそうです。

例えば、志木市役所は東武東上線の志木駅や国道254号からはずいぶん離れた新河岸川沿いにありますが、この立地も川沿いが都市の中心であったことの痕跡と言えると思います。

今回のルートではこの舟運遺構が出てくるというわけです。

スタート地点はおなじみの羽根倉橋の右岸側です。

国道463号の歩道を走り、下南畑交差点で国道254号バイパスに入ります。この道路は非常に車の流れが速く車道走行は厳しいですが、上下線とも広い歩道があります。歩行者と自転車が区画線で分離されているので、比較的走りやすい歩道だと思います。

途中のしののめの里交差点で右折すると難波田城公園があります。

このように堀の跡も残っている大きな城址公園です。資料館や復元された古民家もあります。

自転車目線では駐車場に入ってすぐのところにトイレと自販機があるので重宝します。

ルート全図はここにあります。

歩道走行で渋井交差点まで来たら左折し、東武東上線の上福岡駅方面に向かいます。

途中で新河岸川を渡りますが、渡った先がかつての船着き場だったそうです。

入った道の先を右折すると福岡河岸記念館があります。

現在も土蔵や商家の建物が残っています。建物は資料館として公開されており、明治年代の豪商の建築を中から見学できるそうです。

新河岸川沿いに走っていくと、権現山古墳群があります。ここに限らず行田や桶川にも古墳群がありますが、荒川沿いに古代から人が住んでいたことを感じさせてくれます。

再び元の道に戻って、ふじみ野市役所の横を通りつつ東武東上線の上福岡駅前に出ます。

この一帯は都市機構の集合住宅になっており、上福岡駅入口交差点の前にも広場と公園が広がっています。公衆トイレもあるので便利です。

都市気候の住宅の外縁をなぞるように走って行きます。道路はいわゆるニュータウンの規格で整備されているので、かなり余裕があります。

福岡小学校前交差点を左折するとふじみ野市立上福岡歴史民俗資料館があります。文化財の研究施設兼資料館といった趣の施設です。

国道254号バイパスに戻り、和光方面に戻ってさぎの森小学校前交差点を左折します。再び新河岸川沿いに出るので、ここからは新河岸川沿いのサイクリングロードを走って行きます。

せっかくのサイクリングロードなのですが、いきなり未舗装区間があります。未舗装を回避したいという方は国道254号バイパスで曲がる交差点を1つ和光側の立体交差に変更すると良いと思います。

道はこのような感じで、自転車2台が余裕ですれ違えるくらいの道路幅はあるのですが、除草が追いついていない区間が多いので夏場は狭いようです。

途中導水管設備の都合でこんな無理矢理に道路が続いているところもあります。自転車1台がギリギリ通れるくらいの幅です。全線で交通量はまあまああるので、衝突など無いよう注意して走行する必要があります。

国道463号に近づいたところで一旦サイクリングロードを離れて右折すると、坂を登った先に水子貝塚公園があります。

その名の通り貝塚の発掘跡を公園にしたもので、当時の住居が復元されています。

資料館も併設となっています。

新河岸川沿いに戻り、コスモスが道沿いに広がる区間を走っていくと国道463号に出るのでスタート地点に戻ります。

まとめ

川を利用した舟運というのは現代の日本ではあまりイメージできない輸送手段ですが、改めて舟運遺構や都市の広がりを考えてみると、新河岸川沿いの地域における舟運が非常に重要であったことが良く分かります。本ルートに組み込まれているもの以外にも遺構は多数あるようなので、それらをラリー風に巡ってみるのも面白いかもしれません。

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