雪の影響もさすがになくなったと踏んで、山ノ内町の湯田中温泉付近まで自転車で行ってみました。
湯田中温泉には長野駅から長野電鉄長野線が通っています。湯田中駅が終点となっています。
自転車ツーリングの視点で言えば、中野市中心部から5.6kmほどを平均4%程度の勾配で登ると到着するという形になります。沿道風景は普通に町の中ですが、道路のプロフィール的にはちょっとした峠のようなボリュームがあります。
ルートは志賀高原に向かう国道292号が最もメジャーだと思いますが、割と道路が高規格で流れも速いので、並行する県道478号がオススメです。
1.8車線程度の幅員で住宅地の中を登っていきます。あまり車に遭遇しないのでこちらが自転車向きではないかと思います。
圧巻は湯田中駅手前の踏切で、なかなか見ない急勾配&急カーブの線路を間近に見ることができます。かなりカントがついているので、一般的な鉄道の線路と比べるとボブスレーか何かのコースのようです。
長野電鉄長野線の夜間瀬駅から先は急勾配区間として知られていますが、ルートラボの直線モードで線路をなぞると平均勾配は3.8%に達します。パーミル換算では38パーミルということになります。
夜間瀬駅から先は駅間を直線にせず、カーブで距離を稼いでいるあたりにも勾配緩和のための苦労がしのばれます。
走れる時期は限られますが、一定の勾配が長距離続くところが良いと思います。一定ペースで登るのが好きという方にはオススメできる目的地です。