長野県の自転車活用推進計画には”Japan Alps Cycling Road”という長野県を一周する自転車ルートの計画図が示されています。これは既存の自転車走行空間や大規模自転車道を活用しながら全県でネットワーク化し、日常の健康増進やサイクルツーリズムに役立つルートを策定しようという試みのようです。
地域別に先行整備区間が存在するのですが、今回はその中の大町・白馬周辺の”北アルプス地域サイクリングモデルコース”をGarmin Connectに落としてみました。
必ずしも周回を前提としたルートではないと思うのですが、一応8の字で環状のルートとなっており、総走行距離は約50km、獲得標高は1,000m程度となっています。
ルートを見ていくと先日のエントリで取り上げた姫川スプリングラインと思われる区間も一部あるほか、青木湖を周回する道路や国道148号などが盛り込まれています。
偶然ですが、昨シーズン走った栂池高原もルートに含まれています。確かに通過交通もなく気楽に走れた記憶があるので、モデルコースに選定されるのも納得という感じです。
難所は千国駅から栂池高原までの登り(平均勾配5%ほど×7km)ですが、これはまず白馬駅周辺から栂池高原に登ってしまうことで下り坂としてクリアできます。ただしその場合は帰りが緩やかな長い(なんと20kmほどの)登り坂になります。
逆に千国駅から栂池高原に登ると、まとまった坂にはなりますがその後が多少楽になります。どっちにしてもそれなりに坂と相対することになるので、このあたりはお好みでというところかもしれません。
走り慣れている人にとっても楽しい、好ルートなのではないかと思います。