中山道の宿場であった芦田宿を見に行きました。芦田宿は現在の行政区では長野県立科町にあります。宿場の順でいうと東京方面からは望月宿(佐久市)-芦田宿(立科町)-長久保宿(長和町)という順番になっています。
沿道の建物は大部分が建て替えられており、昔ながらの宿場町の風景を期待していくとちょっと想像とは違うかもしれません。
宿場の途中で1本道路を脇にそれると立科町役場があります。伝統的に街の中心が宿場町にあったことが想像できます。
役場近くにふるさと交流館芦田宿という建物があり、こちらで観光案内などを行っているようです。お手洗いもこちらで借りられるようです。
ちなみにこの隣に本陣跡があるのですが、長久保宿の時と同様現在も普通に民家としてお住まいの方がいらっしゃるとのことでした。
芦田中央交差点にあるこの商店の建物は昔ながらの商家といった雰囲気を感じさせてくれます。
宿場町もさることながら、この芦田宿前後は旧中山道が現在のメインルートである国道142号と完全に分離しており、周辺をチェックしながらゆっくり走ることができました。芦田宿を過ぎた先の旧道には当時の松並木も残っているということなので、旧道の線形も込みで楽しんでみるのが良いのではないかと思います。