ついにバージョンが4台に到達しました。節目にふさわしい大規模なアップデートになっています。
Vivaldi 4.0をリリース:待望の翻訳機能を搭載し、ベータ版としてメール・カレンダー・フィードリーダーを公開
[Vivaldi blog]
翻訳機能
今回のバージョンからビルトインの翻訳機能が追加されました。翻訳機能はアドレスバーの右端にある”A”と”文”が並んでいるアイコンからアクセス可能です。
この翻訳機能はLingvanex社が提供しており、Vivaldi社のサーバでホスティングを行っているため翻訳した文章やWebサイトの情報を収集していないとのことです。4月にVivaldiはGoogleの新しい追跡型Web広告技術であるFLoCへの非対応を表明しましたが、今回の翻訳機能の実装においてもプライバシー重視の方向性を強く打ち出してきています。
メーラー・カレンダー・RSSリーダーが安定版に実装
試験的に実装されていたメーラー・カレンダー・RSSリーダーがベータ版に昇格し、設定画面から簡単に有効化できるようになりました。3点揃って”生産性機能”として実装されており、”設定”→”一般”→”生産性機能”→”メール、カレンダー、フィード機能を有効にする”にチェックを入れることで使えます。
メーラーと言えば思い出すのは昔のOperaです。元々Vivaldi自体がPresto時代のOperaの流れをくむブラウザなので、Operaに搭載されていたM2メーラー的なものを期待する声が大きかったのではないかと思います。
メーラーを少し試してみましたが、オーソドックスで使いやすく感じます。M2がなくなって以来メーラーはWeb版のものを中心に使ってきましたが、久々にブラウザ内蔵のものに戻しても良いかもと思わされます。