5月から約半年ぶりにファームウェアのアップデートがありました。
Insta360ワークフロー高速化アップデート:革新的360度リフレーム、クイックリーダー等
[Insta360 ブログ]
多数の変更が入っている中でも特に大きいのはカメラ内で手ブレ補正処理が完結する”クイックモード”が実装されたことだと思います。
元々Insta360 ONE Rの手ブレ補正は撮影後の動画を専用アプリで処理することで補正がかかるというものでした。
この処理には結構なマシンパワーを使うので、私の環境ではまず手ブレ補正処理済み動画を作るのみにそれなりの時間待たされるというのが普通でした。
今回アップグレードされたカメラ内手ブレ補正の品質は従来アプリで実行していたものに匹敵するということなので、クイックモードを標準と考えても良いのではないかと思います。撮影後にアスペクト比を調整したり、水平維持モードを適用したい場合は従来通りアプリでの処理が必要になるということです。
アプリでの手ブレ補正は同時に動画そのものに圧縮処理がかかっていたので、クイックモードを使うことで動画の画質向上にも一役買いそうです。