バージョン21がリリースになりました。バージョン20が出たのは3年前なので、久しぶりの1の位のバージョンアップとなっています。
新要素の紹介動画はていねいなこともあって24分近い大長編となっています。私もさっそくアップデートして新要素をチェックしています。
ブラウザの改良
ファイルやプラグインを検索できるブラウザが非常に使いやすくなりました。レイアウトが自由に変更できるようになったほか、要素にタグやお気に入りのスターをつけることができるようになり、コンテンツの検索性が良くなっています。
また、プラグイン用のライブラリのダウンロードもブラウザ内で行えるようになり、別途手動でコンテンツをダウンロードしてインストールする必要がなくなっています。
サンプル素材はフリーで使える物も多いので、特に何も買わなくてもものすごい数の管理をしなくてはいけません。ブラウザの検索性が良くなったことで、今まで埋もれていたお気に入り素材が発見できたりするのではないかと期待をしています。
新プラグイン
新しいプラグインとしてはリバーヴのLuxeverb、フェイザーのVintage Phaser、ディレイのMultiband Delay、そしてシーケンサーのVFX Sequencerが追加されています。
ディレイは周波数ごとにディレイの効き具合などを調整できるプラグインということで、パイオニアのDJ用エフェクターの様な雰囲気があります。DTM用だけあってかなり極端なパラメーター設定が可能で、単にディレイとしてではなく音色ごと変更するプラグインとしても利用可能です。
テーマカラー
画面全体の配色を設定できる機能が追加されています。FL Studioと言えば伝統的に明るめのグレー基調の配色がおなじみですが、プリセットには白基調のものなども用意されています。
気分が変わっていいかなと思って白基調のものを試してみましたが、私にはまぶしく感じてイマイチでした。デフォルトのカラーをちょっと変更して自分好みに使うくらいでも楽しいと思います。