時々自転車で通りがかる青木峠という峠があります。青木村と松本市の境にある標高1,000m少々の峠です。路線としては国道143号にあたります。
青木村側・松本市側共に途中までは高規格な道路となっていますが、頂上付近の約10kmほどが非常に狭く、コーナーの多い山道となっています。
峠の部分についても高規格に改良する予定があるそうで、トンネル2つ、橋りょう2つを含むバイパス路線の整備が計画されています。線形は現状の山肌に沿った道に対してほとんど最短距離となるため、計画では4.3kmと半分近く短くなるようです。
少々心配なのが自転車で引き続き通れる道路になるのかどうかです。近くの国道403号の西条駅から松本寄りの区間は改良により線形はとても良くなったのですが、歩道のないトンネルができた関係で自転車での通行は難しくなってしまいました。
完成は2027年予定ということでまだ具体的な整備までは時間がかかりそうですが、最終的にどういった規格の道路になるかは注目しておきたいと思います。