聖山の西半分をぐるっと回る県道12号の一部がかなり大きく改良されていました。
場所としては長野市大岡支所の近くです。この区間は沢があり、沢を橋で横断する関係上コの字型の横断線形になっていました。道路をできるだけ山に寄せることで橋の延長を短くしていたのではないかと思います。
新道も新しくなったとは言え相当急なカーブなのですが、旧道はそもそも道幅がそんなに広くない上に直角に近いカーブが2連続であります。自転車だとそんなに気になりませんが、四輪車だと結構な難所ではないかと思います。
しかし今回立派な橋が新たに架かったことで、1回のカーブで抜けられるようになりました。すれ違いも問題なくできるので大きな改良になっているのではないかと思います。
橋は鋼製と思われますが、橋桁部分も鋼管製のようです。鋼管であればこういった山間部でも設置はしやすいと思いますし、コンクリート製に比べて大掛かりにならないので良さそうに見えます。こういった新しい工法が登場したからこそ今回改良できたのかもしれません。