長野県北部の標高の高いところとしてはおなじみの菅平高原です。ラグビー合宿のイメージがありますが、何でもかなり前から大学ラグビー部が合宿に利用しており、そのうちラグビー合宿の名所として発展していったそうです。練習用のグラウンドは大小あわせて100以上あるそうです。
標高は1,300mから1,500mほどにも達し、長野市や須坂市の市街地と比べると少なくとも常にマイナス5℃以上気温が低いことになります。
アクセス路は須坂市から国道406号で、または上田市(上信越道の上田菅平IC)から国道144号で登っていくことになります。私は勾配が緩くて長い上田市側から登るのが好きです。
全体で16km近くあり、前半2/3くらいが3-4%の緩勾配区間です。菅平口交差点で分岐すると勾配が多少厳しめになります。
100mごとの平均勾配を取ってみるとこんな感じになります。見事に急勾配区間のない珍しいプロフィールになっています。大体どんな山道でも100m刻みに見ていくと1ヶ所くらい平均で10%を超える区間が出てくるものですが、このルートは本当に勾配が緩めで安定しています。
残念ながらルートの大半は日なたなので、標高が高いとはいえ夏場は熱中症に注意が必要です。
菅平高原は非常に高原らしい高原で、標高の高いところに平坦な土地が広がっているのが長野県内においては特徴的に感じます。