PCの電源ユニット交換(2023)

先日電源ユニットの不調と思われる現象が見られたので部品を交換しました。交換した結果関連する現象は全て収まったので、原因は電源ユニットの経年劣化と判断して良さそうに思います。

交換した電源ユニット

今回故障したのはSeasonicブランドで販売されているOwltechのSSR-650RMという製品でした。故障したとは言え8年以上動いていたので、今回も同じブランドのPX-750Sという製品にしてみました。

パッケージはモノトーンの渋いものです。

この製品はフルモジュラー構造になっていて、必要なケーブルのみを接続することができるのでケース内の配線スペースが限られる際に便利です。また、ハイブリッドモードと称する静音運転モードを搭載しており、オンにすると低負荷の状態ではファンが停止します。

背面にハイブリッドモード切替スイッチがついています。

価格は少々高めになっていますがメーカー保証が10年間ついており、その内容も新品交換保証ということなので、品質にはかなりの自信を持った製品と言えそうです。10年間となると買った本人が保証があることを忘れていそうで心配です。

交換も問題なく行え、無事に動いています。

発生した現象

当初スリープから復帰できなくなる現象が発生して気がつきましたが、その後原因切り分けのために色々検証作業を行ったところ、他にも以下のような現象が見られました。

  • スリープからの復帰に失敗する
  • スリープからの復帰に失敗後、電源スイッチを入れ直しても電源が入らない
  • POST(起動直後の状態チェック)に失敗して起動しない
  • POSTに成功してもWindowsのログイン画面が表示された直後に電源が落ちる

今使っているマザーボードにはPOST中にどのパーツの状態チェックを行っているかがLEDで表示される便利な機能がついているのですが、それによればPOSTに失敗する場合はVGAのチェック時に失敗しているようでした。

また、時期的に朝晩の気温が低くなってくる時期で、PC全体が冷えている朝使い始める際にトラブルが起きたのも電源ユニットを疑うヒントになりました。

まだ軽症だったのか普通に起動さえしてしまえば何とか動作は可能で、使用中に急に電源が切れることはありませんでした。

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