Garmin Vivosmart4

2021年から表題の活動量計を使って、身体的なライフログを記録するようにしています。

表面の模様は摩擦でつるつるになってしまいましたが、本体は全く正常に動作しています。

元々サイクルコンピューターを使ってツーリングの内容を記録するなど、行動記録を取ることが好きなのですが、どこに行ったという情報以外に体調面のモニタリングを常にできると良さそうだと思っていました。

自分の体調については何となく感覚で分かっている部分もありますが、定量的な数値で把握できると健康増進に役立つだろうと思って活動量計を導入することにしました。製品は色々ある中から、自転車系の製品でもなじみのあるGarminのものを選択しました。

現在は後継のVivosmart5が販売されているのでいまや旧製品となってしまいましたが、活動量計の利用方法をメモしておこうと思います。

ライフログ機能

装着しておくと心拍数と歩数、睡眠時間を自動的に記録してくれます。記録内容はスマートフォンアプリのGarmin Connectで集計され、分かりやすく図示されます。

睡眠については睡眠の深さも含めて記録されるので、いわゆる”睡眠の質”にこだわる方には便利だと思います。

感心するのは歩数測定の正確さです。スマートフォンのセンサーで歩数を測定すると単なる振動も歩数としてカウントされてしまうので、自転車に乗るだけで長距離歩いた記録が残ってしまうことがあります。この製品は手首につけるということもあってか歩数の認識が正確です。

アクティビティの記録

まとまった運動をする場合はアクティビティとして記録できます。記録結果はGarmin Connectに記録されていくほか、アカウントの同期を行えばStravaに転送することも可能です。私は運動の記録は基本的にStravaにまとめているので、記録内容を転送するようにしています。

アクティビティもウォーキングやランニング、自転車ライド等何種類か記録できるようになっています。

マニュアル操作でアクティビティの記録を開始することもできますが、ある程度運動が持続した場合に自動的にアクティビティとして取り扱うよう設定することもできます。これを設定しておくと、ウォーキングなどは勝手にアクティビティが積み上がっていくのでなかなか楽しめます。

本機はGPSを内蔵していないのですが、マニュアル操作でのアクティビティ記録開始時にスマートフォンのGPSとペアリングをすることができます。スマートフォンとセット運用することで、GPS内蔵スポーツウォッチのようにGPSデータつきの運動記録を取ることができます。

良いところ

定量的に日々の体調管理ができる

どのくらい正確に測定できているかは置いておいても、自転車以外の運動実績や心拍数が勝手に記録として残っていくのは定量的な評価ができるので便利に感じます。

特に安静時心拍数は体調が悪化すると上昇する傾向にあるようなので、体感に加えてこういったデータも踏まえて評価をすることで、体調が管理しやすくなっていると感じます。

バッテリーが長持ちする

Vivosmartは活動量計で、スマートウォッチのように多機能なわけではないのでその分バッテリーのもちが良いです。3年くらい使って多少バッテリーの最大量が減ってきている感じはしますが、それでも2-3日に1回充電すれば十分使えます。

サイクリング時の心拍計代わりにも使える

別のエントリで取り上げようと思うのですが、このデバイスはAntおよびBluetoothの信号を送信することができるので対応するサイクルコンピューターとリンクすることができます。腕バンド式の心拍計として利用することができます。

イマイチなところ

残念な点はそれほどないのですが、バンドがシリコンゴムのためか、付け方によってはあせもで皮膚がダメージを受けてしまう場合があります。バンドは緩めにしておいても各種データは取れるので、緩めに装着しておくのが良いと思います。

もしあせもがひどくなってしまった場合は、つける腕を一時的に逆にする等で対処できます。

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