大町市の鹿島川沿いに猫鼻という変わった名前の場所があります。
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道路を走っていると説明板が道に面しているので気がつきました。
地名の由来として川沿いの崖が猫のように見えるからという説と、水害の多い地域で水害防止のために猫をいけにえにしていたことがあるためという2つの説が紹介されています。
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看板の隣には猫塚という石碑が建っています。
鹿島川は巨大な河川という感じはしませんが、すぐ近くの北アルプスから常に土砂が供給されているので川の状態は不安定なのだと思います。一帯を航空写真で眺めていると河床を安定させるための床固め工が多数施されていることが確認できます。