”地域公共交通の活性化及び再生に関する法律”を根拠法としてその地方の公共交通の維持や公共交通計画を策定している協議会の議事録が長野県のWebサイトに公開されています。
[長野県Webサイト]
こういった取り組みは県単位のほかに市町村単位でも行われているようなのですが、鉄道や複数の市町村をまたぐ広域のバス路線については基本的に県での協議となっているようです。
首都圏などと比べると長野県は公共交通に対する行政の関与度が高いせいか、この議事録を見ているとなんとなく今後出てくる施策が予想できるような感じもします。
協議はおおよそ半年に1回くらいの頻度で開催されているらしく、直近ではこのエントリを書いている前日の3/24に開催されています。
詳細な議事録は追って掲載されるそうですが、協議テーマに”長野県下統一地域連携ICカードとして新KURURUを採用する方向”という情報が掲載されています。県の協議会で”~の方向”といっているところから見て、よほどのことがない限り確定事項ではないかと思います。
全県といっても広いのでどこまで拡大されるのかはわかりませんが、Suica互換のカードが全県の様々な交通モードで使用できるようになると思うと期待できます。