重曹で鶏肉を柔らかくして煮物を作ってみたところ、肉がとても柔らかくなったのでいい方法だなと感心していました。
調理した当日は何も異常がなかったのですが、残りを冷蔵庫に入れて1晩置いたところゴボウの色がとんでもないことになっていました。

青黒いというか青緑というかなんとも食欲がなくなる色合いです。作って1日で全体が完全にカビたり腐敗したわけではなく、ゴボウのクロロゲン酸という抗酸化物質が鶏肉に残存していた重曹のアルカリ成分と反応して変色したもののようです。
クロロゲン酸はほかにもサツマイモなどに多く含まれているそうです。もちろん味には何の問題もないのですが、さすがにこの見た目はどうかなと思うので、ゴボウやサツマイモと合わせる食材を重曹で処理するのはあまりよくなさそうです。