先日上越方面に出かけた際に表題の施設を見に行ってきました。くびき野レールパークは1971年に廃止された頸城鉄道の車両を保存している施設だそうです。

頸城鉄道は軌間762mmのいわゆる軽便鉄道で、蒸気機関車の他ディーゼル車なども運行されていたということです。施設ではこれらの動力車の他に客車や荷物車も保存されているということです。

こんな感じで車庫とそこから延びる線路が敷設されていて、年に数回の公開時には実際に車両の運行があるそうです。

こちらが車庫です。公開日以外には一般公開されていませんが、窓から中に保存されている車両をちらっとだけ見ることができます。何度か改修しているそうですが1914年築で、国の登録有形文化財に指定されているということです。

車庫に隣接しているこちらの建物は軽便鉄道資料館です。元々は頸城鉄道本社社屋で1942年築、こちらも国の登録有形文化財です。1940年代の建物ながら洋風のデザインになっています。
一般公開日ではない日に訪問しましたが、雰囲気だけでも結構楽しめる場所でした。廃線跡は道路になっているようなので、頸城鉄道の沿線をたどってみるのも面白そうです。