Lenovo Yoga Tab Plusの周辺機器モード

Lenovo Yoga Tab Plusでは周辺機器モードというちょっと変わった操作モードを使用することができます。これはどういうものなのかというと、タブレットに接続したマウスやキーボードの操作を画面上の任意の位置に反映させることができるという機能です。

Android用のアプリは基本的に周辺機器からの直接操作には対応していませんが、この機能を使うとあたかもマウスやキーボードでの操作をしているかのような設定にすることができます。

利用方法

まず周辺機器モード自体をONにします。その上でどのアプリで周辺機器モードを使用するかを設定します。アプリごとに使用するかしないかを決められるので、この点結構気が利いているとおもいます。

次に目的のアプリを開くと、”プロンプト”というメニューが上に表示されます。表示されない場合はF8キーで表示させることができます。

キー操作用のマーカーを選択した様子です。アプリはレコーダーを例に使っています。

プロンプトはキー操作やマウス操作などに対応しているので、設定したい操作種別を選択すると画面中央に対応するマーカーが表示されます。今回は例としてキーボード操作用のマーカーを選択しました。このマーカーは任意の位置に動かすことができるので、実際にキーボードで操作したいUIの上に動かします。

こんな感じでマーカーを操作したいUIに重ねておきます。

最後にマーカーに割り付けたいキーボードのキーを押して保存すれば設定完了となります。あとは実際にキーボードで操作をするとマーカー部分をタップしたのと同じ効果が得られます。

キーボードのF1キーを押してF1キーをマーカーに割り付けました。

工夫次第で輝きそうな機能

少々事前準備が大変な感はありますが、設定するアプリ次第では劇的な効果を生みそうな可能性も感じます。特にAndroid用で周辺域操作をサポートしないゲームなどで活用すると便利そうに思います。

マーカーは基本的に一度設定したら場所が固定されるので、ゲームに設定するにしてもゲーム中にあちこちをタップしないといけないゲームには不向きな感じがします。UIが常に場所固定されているゲームだと良さそうに思います。

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