PENTAX Q-S1の使用感(実際の撮影)

Q-S1は1度ツーリングのお供に連れて行ったので、撮影した感触やテスト撮影の結果などをエントリにしたいと思います。

操作した感触

起動と終了

これはレンズが沈胴式ではないのもあって非常に高速です。電源を入れると「ジッ!」といって即起動します。

オートフォーカス速度

DP1xはこれがすごくのんびりしていて、「ゥィーンチキチキ…」と随分時間がかかったのですが、Q-S1は「ピピッ」と一瞬で合焦するので驚きました。

シャッター音

シャッター音はなぜか音色を選べるという謎の仕様なのですが、これはPENTAXの上位機の音をエミュレーションした電子音なんだそうです。

バッテリ寿命

ちょっと心配になるのがバッテリ寿命です。寒い時間帯から使ったとは言え、1日で50枚くらい撮影したところでバッテリ表示が半分くらいになってしまいました。旅行の際は予備のバッテリなども持参したほうが良さそうです。

テスト撮影

今回はツーリング仕様ということで、レンズに01 Standard Primeをセットして持っていきました。レンズフード兼キャップとして、純正品のMH-RA40.5mmを装着しています。

普通の撮影

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宮沢湖を過ぎたあたりの埼玉県道30号です。当blogのエントリは道路の情報が多いように思うのですが、写真を掲載するにあたって路面の情報というのは重視しているポイントです。

この写真では路側帯のちょっと内側にわだちができているのがわかります。わだちの頂上部付近がひび割れているところなども、うまく押さえてくれています。

スマートエフェクト

ここでQ-S1の機能の1つである、スマートエフェクトのテストをしました。スマートエフェクトというのは、Q-S1に内蔵されている写真に特殊効果を適用できる機能を組み合わせて、プリセット化したエフェクトのことです。

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まず、きれいに紅葉した木があったので、撮影してみました。

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スマートエフェクト”極彩”をかけて撮影してみました。ご覧の通り彩度が強調されて写ります。

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八高線の明覚駅です。

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スマートエフェクト”ハードモノクローム”をかけて撮影してみました。近代史の教科書に載っている写真みたいな雰囲気になりました。

カスタムイメージ

カスタムイメージは、先程のスマートエフェクトのパーツと言った感じの立ち位置のエフェクトです。RAW現像時に後掛けすることもできます。

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改めて明覚駅です。

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銀残しという渋い名称の設定です。若干彩度低め、暗めになります。

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モノトーンです。優しい感じの白黒です。

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こちらの2枚がクロスプロセスという設定です。同じ設定で2枚全く違う色の写真が出てきましたが、”撮影するたびに処理結果が変わる”というくじ引き的要素のある設定になっています。ちなみに気に入ったものが出たら、お気に入りとして3つまでメモリーもできます。

メチャクチャなようですが、ランダム性がありながら絵が破綻しないのが面白いところです。

マニュアルフォーカス

せっかくなので細々したものを撮ろうと思い、日高市役所に行きました。日高市役所は隣に太平洋セメントの工場があります。

161126_10AF撮影

161126_11MF撮影

マニュアルでピント合わせをしたら盛大にボケた写真になると思っていましたが、思いの外頑張った、というところです。Q-S1はマニュアルフォーカス時に対象を最大6倍まで拡大する機能がついていますし、必要であれば物の輪郭を強調表示してピントが合わせやすくなる機能もあるので、思ったよりすんなりチャレンジできた感じです。

その他の写真

161126_12

鳥居の正面が白く飛んでいたので、若干RAW現像で手直ししてみたものです。Q-S1にはDigital Camera Utility 5というSilkypixのライト版のようなソフトがついてくるので、いきなりRAW現像もできます。

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逆光写真です。

161126_14

おなじみの鉄塔もこんな感じです。

 

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