RYZENという名前になったそうです。
AMDの新CPU、その名は「RYZEN」
~8コア/16スレッドのCore i7-6900Kとほぼ同性能を95Wで実現
[PC Watch]
スペック的にはやはりTDP95Wというのが目につきます。ハイエンド向け製品は120Wで出してくると思っていたので、意外に思いました。
新機能として以下の5つの機能があり、これらを総称して”AMD SenseMI Technology”と呼ぶそうです。大ざっぱに言って3つの系統がありそうです。
- Neural net Prediction/Smart Prefetch:機械学習により命令を先読みする
- Pure Power/Presicion boost:CPUの状況に応じて最適なクロック周波数や電力消費を設定
- Extended Frequency Range:システム構成や冷却方式を判定してクロック上限を設定
どれも状況に応じて勝手にCPUが設定を変えてくれる機能です。電力系の機能はCPU内のセンサ数100個、反応速度もミリ秒単位と、相当の自信を持っての実装になっているようです。この辺はAPUに搭載されていた機能が発展した感じです。
実性能的なところについては、マーケティング的な都合で得意分野を強調していると思うので何とも言えませんが、現行のアーキテクチャ比では確実に性能は向上していると思うので、楽しみにしたいです。
イベントの様子はYoutubeで後から見られます。Ryzenの機能の説明は25:50あたりからです。リサ・スーCEOの力強いプレゼンが見応えあります。