スペックシートの+-10dbという表記の割には意外によく切れると思ったMX180のEQですが、結構EQのカーブ特性にもミキサーによって違いがあるようです。
ふとしたことで前のXone:32のスペックシートを見ていたのですが、低域EQのカーブはこういう形状でした。
形状はFLのパラメトリックEQでなんとなく再現しましたが50Hzくらいのところに-26dbくらいの落ち込みのピークがありました。
10Hzくらいでは-5dbくらいまで戻ってきます。
500Hzくらいのところからゆっくり落ち込みが始まり、50Hz付近では-20dbくらいになっていました。
よくスペックシートを見ると「100Hzで-10dbまでカット」みたいな表現がされていることが多いですが、カーブ特性を見てみるとミキサーごとに結構個性的な設定になっているものです。
MX180も低域-10dbと言われると効きが良くない印象を受けますが、実際には100Hzより低い音は結構派手にカットされていることが分かりました。