既に発表済みの情報のおさらいというところではありますが、それぞれ現物のお披露目があったようです。
AMD、16コアCPU「Ryzen Threadripper」を今夏リリース
[PC Watch]
Ryzen Threadripperは16コア32スレッドという超ハイエンド製品です。専用のソケットを使用するため、マザーボードも専用品になります。CPU本体の写真が出ていますが、そもそものサイズが大きくて迫力があります。家庭用としては用途がないくらいのハイスペックなマシンが作れるものと思われます。どのくらいの価格帯での投入になるかが注目でしょう。
一方のRyzen Mobileの方は試作品の2in1PCが登場しています。既報の通りRyzen MobileはKaby Lake比で性能1.5倍、電力消費は半分をうたっています。当初発表時はさすがに盛り過ぎた数字なのではないかと思いましたが、デスクトップ版Ryzenを見る限り、本当にそのくらいの性能は実現してきそうに思います。1世代で大ざっぱに言って電力効率3倍になるわけですから、デスクトップ版Ryzen同様大手メーカーのモバイル機への採用も期待したいところです。
個人的には、Ryzen Mobile採用の超スリムタワーやNUC的な小型パソコンなどが出てくると面白いと思っているので、Ryzen Mobileには注目しています。