(2の続きです)
小海線の岩村田駅付近までやって来ました。
感覚的には野辺山までそう遠くないイメージを持っていたのですが、清里までは約50kmとまあまあ距離があります。
この区間の移動にオススメなのが県道2号です。バイパスもありますが小海線の西側の旧道区間を走ります。
旧道区間は臼田駅付近から県道指定が外れてしまうのですが、ほぼ右左折なく小海駅あたりまで移動することができます。旧道区間は全体としては住宅地の中を通るのでスピードは控えめに、注意して走行します。
小海駅を過ぎると国道141号に合流し、いよいよ登りがスタートです。比較的楽に行けるかと思っていましたが、蓄積ダメージもあり、なかなか楽ではありません。気温はそれほど高くなかったのですが、日差しの照りつけが厳しかったです。
急勾配なわけではないですし、登坂車線もあるので左端をゆっくり登ります。
小海からは勾配は3%ちょっとながらトータルで15kmほどの登りを経て野辺山に到着です。
ここからは韮崎あたりまで下るか小淵沢まで下るかで迷いましたが、当日韮崎まで行くと非常に暑そうだったので、小淵沢から撤収することにしました。これだとトータルで700mくらい登り損になるのですが、これは仕方ないとあきらめました。
ルート的には県道28号→県道608号で下ります。八ヶ岳高原ラインこと県道11号は進行方向と直角に路面に溝が切られている区間が多く、以前下ったときに振動が体に堪えたので回避しました。
若林交差点で右折すれば県道608号で、小淵沢駅はもうすぐです。
小淵沢駅に着いたら、駅舎を切り替えている最中でした。新しい駅舎は2階建て(屋上は展望台)でかなり大きく、写真を撮りそびれてしまいました。
昔ながらの平屋建てだった旧駅舎は解体を待つばかりといった雰囲気でした。どうも旧駅舎撤去後にここが駅前広場になるような雰囲気でした。
まとめ
というわけで高崎から小淵沢まで、十分に変化のある楽しいツーリングになりました。もうちょっと楽に行けるかと思いましたが、思いのほか手応えがあったので体調を整えてリピートも検討してみたいです。その際はルートにマイナーな道を組み込むなど、ちょっとバリエーションも考えたいものです。
碓氷峠や清里・野辺山などは言わずもがなの名所ですが、磯部-松井田付近の田園風景や千曲川上流部沿いの景観なども非常に見て楽しめるものです。
基本的には全線鉄道沿いなので、不測の事態が起きても輪行で撤収できるのもメリットの一つです。チャレンジしやすいコースなので日帰りの輪行コースとしてオススメです。