冬場は水冷PCの冷却力がひときわ発揮される季節ですが、改めて温度をチェックしてみました。
まず部屋の環境なのですが私はエアコンの暖房が好きではないので、無暖房で室温は15度くらいです。着込まないとちょっと肌寒く感じるくらいです。
CPUはRyzen5 1600X、定格かつWindowsの電源プランをAMDが配布している”AMD Ryzenバランス調整”にしています。Windows起動後に5分ほど放置し、アイドル状態の値をチェックしました。
まずWindows上で確認できる値です。
CPU温度はHWmonitor(x64)で読むとパッケージ35℃、コア20~25℃というところです。マザーボードはAI Suiteの値で27℃、チップセットは52℃でした。総じて低くて驚きますが、チップセットの値はやはり高く出ています。
次にUEFIで確認できる値です。
CPUは35℃、マザーボードは26℃、チップセットが50℃、水温計が20℃というところでした。おおよそソフトで読み取った値と差はないように思います。
以前使っていたFXシリーズは冬場でもまあまあ熱を発していたように思うのですが、Ryzenシリーズは温度が低すぎて逆に心配になります。この発熱でこの性能ですから、ワットパフォーマンスの優秀さは間違いないと思います。