今回は72番の 権現堂・栗橋・鷲宮堪能ルート というルートを走ってみました。
ルート図は以下の通りです。公式のマップだと走行距離は28kmとなっていますが、今回は東武伊勢崎線の鷲宮駅を起点に周回コースとして走ったので45kmとなりました。
鷲宮駅からスタートです。
駅のすぐ近くにあるのが鷲宮神社です。創建は関東最古とも言われる歴史のある神社です。
鷲宮の中心部から離れて県道3号を横断します。横断してすぐ右折すると県道152号に合流できます。
県道152号はかなり高規格な道路です。歩道もきっちり整備されているので、陸橋部の通行も安全です。
途中にあるのが花と香りのふれあいセンターです。管理事務所のある公園のような施設です。建物内にトイレがあり、借りることができます。
国道4号との交差点にあるのが権現堂公園です。桜の名所として有名で、巨大な駐車場も完備されています。冬場はさすがにあまり人出もありません。入ってすぐのところにトイレと自販機があります。
ルート100の案内図もここにあります。
権現堂公園を過ぎると県道からは一本隣の道に入ります。最初は住宅街の中を縫っていきますが、しばらく走るとちょっとした工業地帯のアクセス道路になります。道路の性質上、意外にも規格の良い道路になっています。
工業地帯ゆえか途中に公園系の立ち寄りポイントが多く、休憩する場所に困りません。
国道4号バイパスにさしかかる手前で県道26号に合流し、江戸川に出ます。
関宿橋交差点です。ここを渡ると千葉県です。
来た道をそのまま戻って、権現堂公園の中に入ります。
中川沿いを走り、人道橋を渡ります。
渡ってすぐのところが行幸湖という人造湖です。権現堂川をせき止めて作った調整池だそうです。
ボート競技の練習をしている方々がいました。
しばらくは行幸湖沿いの遊歩道を北上します。途中幹線道路との交差もありますが、立体交差処理されているところが多いので安全です。
行幸湖の利根川接続部で行き止まりになるので左折し、国道4号→県道60号とつないでJR栗橋駅前を通ります。
駅近くに静御前の墓があります。静御前の終焉の地については諸説あるそうなのですが、栗橋はそのうちの1つで関連するイベントなども行われているそうです。
駅から少し北上すると埼玉県と茨城県を結ぶ利根大橋ですが、かつては日光街道の関所でした。関連する史跡が多数あります。
県道60号沿いの町並みも何となくかつての宿場の雰囲気を感じさせます。
再び行幸湖沿いに権現堂公園まで戻り、さらに県道152号の花と香りのふれあいセンターまで戻ったら、次の産業団地北交差点を左折します。
きれいな道路が延びています。まっすぐ走っていくと葛西用水路という用水路に突き当たります。用水路沿いに遊歩道が整備されていて、右折してそのまま走って行くと鷲宮の中心部まで戻れます。
鷲宮に戻ってきました。写真の建物が久喜市鷲宮支所(旧鷲宮町役場)です。
支所を目の前に左折したところに久喜市の郷土資料館があります。
郷土資料館を過ぎると鷲宮駅はすぐそこです。
まとめ
川や用水路沿いの遊歩道をうまく使って走りやすく設計されていると思います。この近辺の幹線道路は交通の要衝ということもあって危険な箇所も多いですが、それらを使わなくても快適な走行が可能です。今回は周回ルートとして走りましたが、やはり行ったり来たりが多いと大変なので、コースの一部を経路に組み込んで活用するのが良いと思います。