Meltdown/Spectreの通称で呼ばれている、CPUの脆弱性に対してOSベンダ各社とも修正パッチなどを公開しています。
Win10(1709)用の修正パッチである、KB4056892が我が家のPCにも配布されました。とりあえず当てて再起動してみたところ問題は無さそうですが、KB情報を見ると既知の不具合があるようです。
January 3, 2018—KB4056892 (OS Build 16299.192)
[Microsoft.com]
注意した方が良さそうなのはアンチウイルスソフトによってはこの修正パッチが非適用になる点です。環境によっては今のタイミングでアップデートされない場合もあるようです。
もう1つ気になるのは、AMD製のCPUを搭載したPCにこの修正パッチを適用すると起動できなくなるという問題です。マイクロソフトのサポート情報によると「AMDベースのシステムで発生」とされていますが、どうもK8世代のAthlonやSempronなどを搭載したPCで不具合が起きているようです。こちらの問題についてもマイクロソフトとAMDで協力して解決に当たっているとのことです。