JR中央線の豊田駅の南側にロータリー交差点を見つけました。住所でいうと日野市豊田4丁目で、豊田駅前郵便局が近いです。
住宅地の中のロータリーです。交通量はかなり少ないです。中央島が池になっており、中心に像が建っているのがユニークです。
交通規制は一方通行(自転車を除く)となっています。これは道交法に環状交差点が定められる前の一般的な規制です。
近づいて見ると東京オリンピック大会記念という標石がありました。オリンピックにあわせて整備されたものなのでしょうか。
気になったので国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスで調べてみました。驚いたことにこのロータリーと周辺の住宅地は、1940年代からほぼ同じ区画の構成になっていました。ということはこのロータリーが東京オリンピックと同時に整備されたわけでは無さそうです。
1940年代だとそもそも豊田駅周辺にあまり宅地がないのですが、その中で既に密集した住宅地を形成しているので、何らかの特殊な用途の住宅だったのかもしれません。
1961年の写真です。
[国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスを基にheboDJ.netが作成]
このロータリーが既に存在するのも面白いのですが、北口のイオンモールがまだ真新しい色合いの団地だったり、電車に乗っていると見える自動車教習所がずいぶん昔からあることが分かったり、と色々見どころがあります。
突然失礼します。懐かしい画像があり嬉しくなり思わず書き込みました。子供の頃の小児科はこのションベン小僧の横にあった佐々木医院でした。タヌキ公園もありましたね。ノスタルジーに浸ってしまいました。
コメントありがとうございます。
特徴のある風景でしたので当時気になって記事にした次第です。
お楽しみいただけたのなら何よりです。