デュアルコントロールレバーからの異音

最近自転車のデュアルコントロールレバーを握りこんだ時に、きしむような音がするので気になっていました。

デュアルコントロールレバーはブレーキングのために後ろ方向に引くことができ、また変速のために内側に倒すことができます。ブレーキをかけているときにレバーが内側に入ると何かがこすれて音がするようでした。実用上は問題なかったのですが、音が耳障りだったので対処することにしました。

この手のきしみがあるとすぐ潤滑不足を疑ってしまいますが、デュアルコントロールレバーは注油の必要のない部品と自転車店の店主殿からも言われていました。実際お店でオーバーホールする時も、分解する要素すらほとんどないそうです。

困ってレバーのあちこちを触りながら異音を出してみたのですが、105と書いてあるプレートを押さえながらだと異音が出ないことに気づきました。

その後シマノのサービスマニュアルを見てみると、この部品は交換可能なようです。物は試しで固定ねじをちょっと緩めてみると、異音が全く出なくなりました。

右レバーを握った状態で前から見た写真です。ブラケットのフードをめくると穴が開いているので、その穴から細いプラスドライバーを差し込むとねじを回せます。

結局ねじを一旦緩めた後、異音がギリギリ出ないところまで締め直して作業完了となりました。元々の組み付け時点でトルクが大き過ぎたのかもしれません。

この部品はよく壊れて脱落したり、カタカタ音の原因になることもあるそうです。原因が特定できて良かったです。

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