今回は13番の 芝川で「農」を体感するルート を走ってみました。埼玉県の南東を流れる芝川沿いを荒川との合流地点まで走るというルートになっています。
東浦和駅南の見沼通船堀からスタートです。この堀は見沼代用水と芝川の水位を揃えるために作られた水路で、江戸時代は船も行き来していたようです。
芝川に近い方は確かに船も通れそうな深めの堀です。
芝川に合流します。芝川沿いはここから荒川との合流地点まで全域にサイクリングロードが整備されています。
ルート案内図はこの地点にあります。
芝川のサイクリングロードは両脇に柵があるのが特徴です。これが結構な心理的圧迫感を放っています。
この道は埼玉県道255号足立さいたま自転車道線として県道指定されています。路線名から分かるとおり、そのまま走っていると東京都内に入ります。今回のルートにも都内区間があります。
芝川は多数の橋が架かっているので、サイクリングロードと道路の交差も多くなっています。ルート前半は立体交差処理されている所が多いですが、後半は交差する道路をう回する場面が多くなります。
写真は歩道橋で幹線道路をまたいでいるところです。
川口JCT近くに川口市のグリーンセンターがあります。芝川サイクリングロードからはちょっと離れています。
都市型の自然公園といった趣です。正門前では園芸の街らしく植物の販売が行われています。
青木水門です。この水門で旧芝川と新芝川が分かれます。新芝川は人工的に開削された放水路となっており、独特の開けた風景が広がります。
途中にある三ツ和公園です。入口からトイレが遠いのがちょっと難ですが、広くて休憩に便利です。
芝川マリーナというマリーナがあります。川を船が走るのは河川の下流部ならではです。
ここが道路維持境界で、舗装もはっきり分かれています。
スポンサー付きの案内看板があります。極まれですが、このように補助標識にスポンサー名が入っているものが他のルートにもあります。
荒川との合流地点にやってきました。巨大な芝川水門があります。
荒川に出ました。
合流地点に足立区の都市農業公園があります。自販機・トイレなど利用することができます。
まとめ
ほぼ全線サイクリングロードなので走りやすそうに思うのですが、両脇の柵と交通量の多さで結構緊張を強いられる走行が継続します。今回のエントリの写真も一見平和そうなのですが、通常の走行よりヒヤリハットの場面が多かったように思います。
ただ、川口市域の幹線道路は全体的に自転車向きではないので、それらと比較して選択する意味はあるかも、と思います。