FL Studioがメジャーバージョンアップをして20になりました。
前バージョンは12でしたが、FLの20周年記念に合わせて12→20へとバージョンをジャンプさせたそうです。
最大の変更点は今バージョンから正式にMacをサポートしていることです。今までもfor OSXというバージョンがあったように思うのですが、とうとう正式サポートとなりました。紹介動画もMacで動作しています。
プレイリスト周辺も手が入っています。まず、Time Signature機能により拍子の分母と分子を自由に設定できるようになりました。異なる拍子のパターンを同じプレイリスト内で混在させることも可能です。
プレイリスト上のオーディオクリップはConsolidate playlist selectionという機能を選択することにより、1つのクリップにまとめることができるようになりました。プレイリスト上が細かいクリップでごちゃごちゃしてきた時に重宝しそうな機能です。
また、1つのプロジェクトで複数のプレイリストをアレンジ情報として保持できるようになりました。これにより1プロジェクトでオリジナル版とアレンジ版を同時に保持することが可能です。アレンジ情報はマージすることもできるため、制作の過程で気が変わっても手間をかけずにプロジェクトを統合できるようになっています。
バージョンはずいぶん飛びましたが、相変わらずのLifetime Free Updateにより今回のアップデートも無料です。