今回は55番の 三富の歴史を感じるルート を走ってみました。19番の拡張版のようなルートで、所沢周辺も走行エリアに入ってきます。
ルートはこのように複雑な形状ですが、県道126号と国道463号の交差点である松郷交差点からスタートすると、うまいこと一筆書きになります。国道463号沿いなので、スタート地点へのアクセスもしやすいです。
早速案内看板も出ています。T字矢印になっているのは結構レアだと思います。
ここからは国道463号で航空公園方面に向かいますが、国道463号はそれほど道が広くなく、また車の流れも速いです。幸い歩道は上下線とも十分に幅があるので、歩道走行がオススメです。
歩道走行をする際に注意したいのが木の根です。国道463号は美しいケヤキ並木の道なのですが、ケヤキの元気が良すぎて歩道の下にも根が張りだしています。結果、歩道に鋭い三角の段差ができている箇所があるので、避けられるようであれば段差を避けて通るのが良いと思います。下手に踏むとハンドルを取られるので要注意です。
航空公園です。この手の公園にしては珍しく、園内に自転車を乗り入れることもできます。今回は園内には入らず、外周を時計回りにぐるっと回って県道56号に入ります。
県道56号を走っていると途中にあるのが中富民俗資料館です。開館日が限定されているようなので、中を見たい場合は事前にスケジュールの確認が必要です。
中富交差点で県道126号に出ます。この道路はルート100のエントリ以外でも当blogでは何度か取り上げていますが、線形・規格とも優れたとても走りやすい道路です。狭山方面に走って行くと狭山環状有料道路に直結しています。
再び松郷交差点に戻ってくるので今度は左折します。国道463号を浦和方面に走り、亀ヶ谷交差点で左折します。しばらく走っていると1964年の東京オリンピックに関係する記念碑があります。
何でもクレー射撃の会場になったことを記念しての記念碑だそうです。道路沿いにこれだけ林立しているので目立ちます。
記念碑はもう1つあって、南永井交差点の先にサツマイモ始作の碑という記念碑があります。これは場所が分かりにくいのですが、南永井交差点を通り過ぎたら次に右手に入れる路地の先にあります。
サツマイモは関東地方に伝わってからしばらくは千葉県内で試作が繰り返されていたそうなのですが、噂を聞いた当時の名主が種芋を取り寄せて栽培が始まったというのが三富のサツマイモの始まりだそうです。
再び県道126号に戻ります。
沿道に田中栗園という栗やブドウを育てている農園があります。コスモスが有名らしいですが、沿道からは見えないのでコスモス畑は園内にあるのかもしれません。
中富交差点で右折します。
多聞院です。身代わり虎という虎のお守りが頒布されており、お堂の前に小さい虎の置物がずらっと並んでいました。
目の前の通りは多門院通りと称します。
すぐ近くにあるのが多福寺です。ごらんのように境内の手前に当地らしい雑木林が広がっています。
ここで県道56号、通称いも街道を走ります。沿道にはサツマイモ農園が多数立地しています。
中でも一際巨大な門構えが目立つのは島田家住宅です。当地の開拓名主で、現在もサツマイモ農園を営んでいるそうです。
関越自動車道をアンダーパスでくぐって、右折します。
そば畑があります。9月頃はちょうどシーズンなのですが、そばの花特有のワイルドな香りが漂っています。かつて三芳そばの里という地元産そばを食べられるお店があったらしいのですが、現在は閉店しているとのことです。
関越自動車道方面に戻って三芳PAです。上り線はPASERという名前で一般道からもアクセスできます。
関越自動車道を橋で渡って再び県道56号に戻り、走って行くと大きな石灯籠があります。ここに三富開拓地のモニュメントがあります。特にここに地割の基準点があるというわけではなさそうです。
このスペースですがトイレがあるので助かります。
下組交差点で県道56号を離れ、国道254号方面に走って行くと三芳町役場があります。
何となく東京都庁っぽい雰囲気もあるかっこいい庁舎です。
ルート全図は役場入口の角にあります。
まとめ
三富の歴史は地割という形で受け継がれているところがユニークなポイントだと思います。上空から見ないとピンと来ない部分もありますが、300年以上も当時の区画が残っているというのは興味深いポイントです。
三富の歴史というテーマからはちょっと外れてしまいますが、県道126号がルートに組み込まれているところは印象的でした。やはりこういうルートを組む側から見ても自転車向きという判断なのだと思います。