長野電鉄屋代線跡の遊歩道調査

以前綿内駅跡付近で見かけた長野電鉄屋代線跡の遊歩道がどこまで延びているか調べてみました。

まず、一番長い区間は綿内駅跡から県道378号と上信越自動車道が交差するあたりまでの約2kmとなっています。

綿内方面を撮影した様子です。
行く先はこの通り軌道敷跡のままです。

真新しい遊歩道ですが、案内によるとこの4月に整備されたばかりのようです。

この写真の場所が旧若穂駅で、正満寺は旧綿内駅のちょっと手前にあるお寺です。

他にも遊歩道として整備されている箇所がないか、断続的に軌道敷跡の様子を見ながら松代方面に向かってみました。

保科川を渡るところの様子です。鉄橋に向かって高さのある築堤がありますが、特に遊歩道の工事をしている様子はありません。

築堤の上を自転車で走れたら魅力的なのでぜひ整備して欲しいところです。

結局遊歩道は若穂周辺だけかと思いましたが、調べてみると松代町柴付近に短い区間ですが同じように遊歩道がありました。

これは松代側の終点の様子です。
やはり向かう先は軌道敷跡のままです。

まだまだ整備延長は短いですが、仮に旧綿内駅から旧松代駅まで整備されれば、総延長10kmほどのまとまった区間になります。

元軌道敷特有の平面交差の多さがネックですが、交通量の多い道路との交差が少ないので、この手の遊歩道としては優れた環境だと思います。最近整備されている遊歩道のようなので、今後の整備の進展が待たれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため、日本語が含まれないコメントは投稿できません。