リムブレーキ用ホイールが市場に出回っていない問題

今年初めの定期点検で自転車屋さんから「リムが摩耗しているのでそろそろホイールを組み直すか交換が必要」という話を聞いていました。その時はどうするか決めないといけないな、と思った程度でしたが、最近そのことを思い出してネットのECショップなどを調べてみました。

するとリムブレーキ用のホイールがもうあまり販売されていないことに気がつきました。

ロードバイクのホイールは現在ディスクブレーキという車輪の回転軸に取り付けた円盤を挟んで制動力を得るものが主体になっています。自動車・オートバイや電車の台車などでも使われている方式です。

一方で私の自転車はリムブレーキという車輪の外周部分を挟んで制動力を得る方式です。一般的な自転車の前輪でよく使われている方式です。

リムブレーキです。よく見る車輪そのものを左右から挟む方式です。

双方には互換性がないので、車体がリムブレーキ用の車体の場合はホイールもリムブレーキ用のものを選択する必要があります。

取れる選択肢

  1. リムブレーキ用の完組ホイールをなんとか探してきて交換する
  2. ホイール用の部品をバラバラに新規調達し、自転車店で組み立ててもらう
  3. 既存ホイールの回転体部品を流用し、自転車店で組み直してもらう

一般的にロードバイクのホイールはすでに組み上がっているものを購入することが多くなっています。こういうタイプは完組といいます。私の自転車は自転車店で製作してもらったもので、こちらは手組と言われています。

簡単なのは選択肢1の既製品の新品で交換することですが、パッと見た感じ全然リムブレーキ用のホイールがないので、難しいかもしれません。自転車屋さんから問屋さんに当たってもらえば発見できるかもという期待は持てます。

選択肢2は実現可能性としては問題なさそうですが、部品選定が少々難しそうに感じます。全体的に割高になりそうな予感もあります。

手組の場合分解して組み直しができるので、選択肢3は手組ならではの解決策です。一番安上がりにリニューアルできそうですが、流用される回転体部分は10年使用しているので大丈夫なのかという不安はあります。

しっかりしたものに入れ替えたい

今後リムブレーキが再度見直されるようなことがあるかが不透明なので、ここで導入するホイールは耐用年数を重視してしっかりしたものにしておきたいところです。

それにしても今のロードロジックに乗り始めたのが2021年のことでまだまだつい最近と思っていましたが、規格の主流が移り変わったせいで気がついたら旧車を大事に乗っているような情勢になってしまい少々困っています。

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