ユーザーからのフィードバックを中心に新要素を盛り込んだというバージョン7.7がリリースになりました。
デスクトップ版 Vivaldi 7.7:もっとスムーズに、もっと自在に
[Vivaldi ニュース]
ブラウザ間のタブの同期
Vivaldiは以前からアカウントを使ってブラウザの設定やブックマーク等を同期できるようになっていますが、タブの構造やタブスタック等の従来同期できなかったものも同期が可能になったそうです。同期のサイクルも見直され、同じデスクトップ版のVivaldiが入っていれば同じ環境のように使い続けることができるということです。
複数の環境でVivaldiを使っている方には価値のありそうなアップデートだと思います。
スタートページの見直し
ウィジェットとスピードダイヤルがスタートページにまとめて表示できるようになりました。そのため、スピードダイヤルなどと併せてRSSリーダー等を表示することが可能になっています。いわゆるダッシュボード的な見た目が好きな方には良さそうなアップデートです。
もちろんウィジェットを表示できるようになったというのはあくまで選択可能になったという話なので、従来からのスピードダイヤルのみの見た目が好きな場合はそのように設定することも可能です。
メモリーセーバーのオプション追加
従来からVivaldiにメモリーセーバーという非アクティブなタブのメモリを解放する機能が搭載されています。今回この機能についてオプション設定が追加され、効き具合が小・バランス・最大の3種類から選べるようになっています。パフォーマンスを優先したい方向けにはOFFも選択可能になっています。
昨今ブラウザのメモリ消費量は結構な規模に達しつつあるので、メモリーセーバーの存在はもちろん、このように効き具合を調整できるのはいい変更だと思います。自分のPCのスペックやブラウザの利用スタイルに応じて設定が可能です。
