Fairweatherの巨大サドルバッグ

この夏の泊りがけツーリングでこの巨大サドルバッグが大変役に立ったのでちょっと細かめにご紹介しようかと思います。

正式な製品名は”Fairweather seat bag”というそうです。
BLUE LUG様にて購入。お値段は税抜き12,000円でした。

全容はこんな感じです。
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まさにサドルバッグの巨大版という感じです。

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シートポストに巻き付くベルクロは2重になっており、重量のあるサドルバッグを支える構造になっています。
また、シートポストのヤグラ部分に接触するバッグ上面は特に頑丈な素材で補強されています。

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バッグ上面にはバンジーコードなどを装着できるループと、ちょっとした小物入れがついています。小物入れは自販機用の小銭などを入れておくと便利です。

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バッグの口はこのようにロールトップ式となっており、積載量に応じてバッグの容量を調節できます。

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底面にもループがあります。底面には硬い樹脂製の板が入っており、バッグ自体の形状を安定させています。

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装着した様子がこちらです。サドルのレール部分には頑丈なベルトとバックルが使用されています。余ったベルトを引っ掛ける部品もついており、走行中に余ったベルトがバタつかないよう考えられています。

【容量について】
容量はカタログ上6リットルだそうですが、実際に使ってみるとそれ以上に物が入る感じがします。
今までドイターのRace EXP Air(こちらはカタログでは12リットル)にほぼぎっちり入れていた荷物が丸々入るので、カタログ以上の積載能力がある感じがします。
夏場の泊りがけツーリングであれば、背中に物を背負わなくてもこれ1つで十分対応できそうです。

【腿裏にバッグが当たったりしないのか】
大きなバッグなのでペダリングの邪魔になったりしないか心配になりますが、バッグの前方部分はプレートでしっかり形状が保持されているので、
どのように荷物を詰めてもペダリングの邪魔に感じたことはありません。
強いて言うなら、コーナリング時に片足を突っ張ると腿裏にちょっと当たった感触があるくらいです。

【タイヤとのクリアランスについて】
特に小柄な方はクリアランスが心配になると思うのですが、うちのオニキスさんの場合現在後輪タイヤ上部からサドルのレールまでが16-17cmくらいです。
これで何とか最大積載時でも2-3cmのクリアランスは確保できます。逆にこれ以上サドルが低いと装着は難しくなるように思います。

装着方法にもちょっとコツがあります。
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サドルのレールを通るベルトをこれ以上締まらないくらいきっちり締めることです。
底に樹脂のプレートが入っているほか、ベルトはバッグ後部に広めに縫い付けられているため、バッグ自体が斜め上に引き付けられます。
しっかり締めておけば段差等でタイヤとバッグが接触することもありませんし、走行中バッグが揺れてバランスがとりにくいということもありません。
外す時がちょっと大変になってしまいますが、きっちり装着しておいた方が快適だと思います。

というわけで本当に素晴らしいサドルバッグだと思います。
積載量が必要になった時にバックパックを物色するのであれば、まず巨大サドルバッグをお試し頂きたいところです。

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