DJ風にミックスをしてみる(2)

前回エントリに引き続き、今回は
「曲をタイミングよく送り出したつもりがずれている場合どうするのか」
を解説します。

どんなにタイミングよく曲を送り出してみてもどうしてもずれが生じるものです。
マスター出力とモニター出力を同時に聴くと「タタン、タタン」とキックの音がずれて聴こえたりするはずです。

しかし、ずれを修正する前に次にかける曲が今かかっている曲より速いのか遅いのかを判定しなくてはなりません。
これは普通にDJをやっていてもなかなか難しいものです。

もちろん長いことやっていれば徐々に聴いただけで分かるようにはなるので
「いいから練習しろよ」というのは決して間違いではないのですが、Deckadanceには不慣れな人をサポートする機能がついています。

まず中央のビートマーカー表示。
左側から1拍目、2拍目、3拍目、4拍目と並んでいます。
ビートマーカーが正しく設定されていれば、上の列(デッキA)と下の列(デッキB)が完全に並んで点灯するというわけです。

次に曲の波形表示部分。曲が同時に再生されているときに先に進んでしまっている曲にAHEADマークが点灯します。

これで確認すれば次にかける曲がどっちにずれているかが分かります。

ずれを修正する場合はBPM表示の下の微調整ボタンを使います。
ちょんと押すだけでちょうどターンテーブルのプラッターを送ったり手でちょっと押さえる効果が得られます。

というわけでDeckandanceにはミックスを補助する機能がついているので便利なのですが、補助機能も完璧というわけではありません。
実際に聴いてみて違和感なく混ざっているかを確認してみて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパム対策のため、日本語が含まれないコメントは投稿できません。